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by ruhiginoue

「紙の爆弾」はなぜ右翼の暴力を無批判に紹介するのか

 月刊誌「紙の爆弾」の今月号が朝日新聞問題で、朝日新聞社内で自殺した右翼団体代表者・野村秋介氏の本を発行している二十一世紀書院代表・蜷川 正大氏の寄稿として、野村秋介氏の「予言」を掲載している。

 もちろん、掲載は全面的賛同を意味しない。こんな意見もある、という紹介かもしれない。

 しかし、NHK経営委員の長谷川三千子氏は、話合いの席に拳銃を持参して発砲した野村氏を賞賛したため、メディアに対する暴力を肯定する者がメディア経営に関わっていいのかと批判をうけている。
また「紙の爆弾」は、「ヘイトスピーチ」批判のスタンスをとっている。

 なのに、今回の本誌が野村事件を肯定的に取りあげた意図は何だろうか。あの事件の後、野村後継者を自称する右翼たちが朝日新聞社に押しかけて暴力を振るう事件が頻発して問題になったのに、今、朝日新聞が右翼の暴力や脅迫を受けたうえ政府からも迫害を受けているところで野村事件を肯定的に取り上げるのは、メディアへの暴力を煽るも同然だ。

 また、同記事は、朝日新聞の誤報により日本の外交が不利になり、これを弱腰の政府が否定しないから外国に舐められるという、事実に立脚しないアジまで述べられている。朝日新聞が否定したのは記事の根拠の一つでしかなく、これは外交問題とは無関係な部分だから政府も反論出来ないだけであることは、事実に忠実な者たちにとっては常識である。

 もともと「紙の爆弾」を発行する鹿砦社は、他の弱腰な出版社たちとは違い、野村秋介事件に厳しい対応をしていた。後藤民生氏のビートたけし批判で、仕事を干され酒浸りの横山やすしを神輿に載せビートたけしに応援されたのでは揶揄されても当然で、自分の不徳の致すところなのに週刊誌に八つ当たりしたうえ暴力を振るうのではビートたけしと同じ、と、毅然とした批判をしていた。

 なのに、今月号のこの記事は、どういうことなのだろうか。
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Commented by 次郎くん at 2014-10-09 15:21 x
今回の「紙の爆弾」の対応は、検察が「右の左翼」である安倍ションウン内閣に屈服したことを示す象徴的な出来事かも知れません。「紙の爆弾」はこの次郎にとりましては「ニホンキョーサントー」と同じで、反警察かつ東京地検特捜部が放った工作員としか見ておりません。小学生どころかノンポリB層グーミンたちですら、約半数の割合で増尾由太郎の「誰も書かなかったケンカのしかた」とか三一新書の「権力と闘うための法律知識」での描写に理解を示してくれるのに、
あの連中ときましたら「権力が何の罪もない一般市民にそこまでヒドイことをするはずがないよ、アンタやこの著者どもは被害妄想じゃねーの」の一言で終了の、鈍すぎる連中ですから。
by ruhiginoue | 2014-10-08 20:14 | 社会 | Comments(1)