井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

裁判官の度量

 判決文を曲解して裁判官を誹謗したうえ、証人尋問と異なる捏造話によって原告を貶めた被告について(参照)、前回このブログで述べたが、これを先日裁判所で機会があった(同じ被告の別件)から問題にした。

 すると、東京地方裁判所の小松判事は、被告が、問題の記述を書き換えるか、その部分だけ削除するなどしたほうがよいと提言した。しかし、裁判官に対する非難については、裁判所として問題にはできないと指摘した。
 なぜなら、裁判官は公務員であるため、職務についての評価は、どんな内容であっても甘受しなければならない立場だからだ。そして、曲解は問題であるが、裁判の判決について変な解釈をしていることは新聞の報道にもあるし、法学者が判例について要約したものでも首をかしげることはあるのだから、素人が間違ったことを怒ってなどいられないという。
 なるほど。小松判事は中堅というくらいだが、しっかりした見識と度量であった。
 
 これとは大違いだったのが、防衛医大の医療裁判で国側の代理人をした田中清弁護士(東京弁護士会・銀座ファースト法律事務所)である。
 この人は訴訟の相手方が裁判官の批判をすると、そのサイトの複写を裁判所に提出し、それが判決を曲解などしていないのに、また、田中弁護士こそ自分の非常識を棚に上げているのに、しかし内容ではなく裁判官を批判したから許せない、という趣旨の非難をするのだった。
 そんな彼は、元高裁判事なので当時すでに年配であったが、狭量すぎる。相手を非難すれば自分が有利になるという以上に、偉い人を批判する者に敵意を抱く人柄であると感じた。

 そういう人は、偉い人は努力したとか能力があったとしか考えておらず、偉い人なりの社会的責任の重さが理解できないのだろう。そういう人は官僚や政治家にもよくいて、まったく同じ発想の言動をするものだ。
  
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Commented by 遂犯無罪 at 2014-10-21 19:34 x
弁護不在の刑事偽装法廷
http://www.suihanmuzai.com/141021.jpg.html

Commented by 一のコメントの人勘違い?無知? at 2014-10-26 17:14 x
これ、民事であって、刑事ではない。
無罪有罪決める裁判ではない。
しかも、弁護士雇ってたのは向こう。
こちらの方は弁護士雇ってない。
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by ruhiginoue | 2014-10-18 23:37 | 司法 | Comments(2)