井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

朝日新聞の珊瑚落書き写真は性奴隷と東電とは問題が逆

 朝日新聞が性奴隷と東電に関する報道で不手際だった。すると、過去に珊瑚落書き写真を掲載したことで社長が辞任した件を挙げて一緒にしている人たちがいる。これは間違いだ。

 珊瑚に落書きをした写真は、雇ったカメラマンの自作自演だったので問題になった。しかし、これは不良カメラマンを雇ってしまった落ち度というだけのことである。
 それより本質的な問題がある。その当時から、珊瑚の破壊は建設会社と米軍が大規模に行っていて、深刻な問題だった。なのに朝日新聞は、マナーの悪い観光客が神社仏閣などにやるのと同様のことを珊瑚にしたダイバーがいたという些細なことを一面にカラー写真で載せてお茶を濁していた。
 つまり、報道の使命を忘れていたから問題なのだ。ついでに、そのお茶濁しですら自作自演というサボりであった、というわけだ。

 性奴隷と東電の報道は、たまたまどちらも吉田という別人による「証言」と「調書」について、前者は後から信憑性が疑われたので取り消し、後者は勇み足の解釈をしてしまったから不適切だった、ということだ。
 これらについては、続報で訂正していけば良いので取り消すことは無かったとか、報じたさいの解釈と実際の違いは些細なので誤報とは言えないという指摘もある。
 だが、それ以前に、そもそも不明だったものを追及しようとしていくうちに、確証が取れないところに踏み込みんだので、後から問題になったのだった。
 だから、これは報道の使命を果たそうとしていく中で失敗があったわけで、先の珊瑚の写真とは真逆であり、一緒にして批判するべきではない。

 なのに、一緒にして非難している者たちは、本来あるべき報道を否定しようとする者であり、実際に普段からそういう態度の者たちである。そんな連中の言うことは無意味というより有害である。

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by ruhiginoue | 2014-10-25 23:54 | 社会 | Comments(0)