コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

小選挙区制で信を問うことは不可能

 そもそも小選挙区制は、選挙によって政権を選択するためのものであるから、任期満了となったら次の政権をどうするか決めるために解散と総選挙となるのだ。
 だからこの制度では「死票」が多く、そうなると政策を批判する意図で投票した人が大量にいても、それが政党ごとの獲得議席数に反映するのではないから、政権とか政策について「信を問う」ことはできない。
 
 したがって今回の選挙は、突然解散したうえ、前の政権与党である民主党が政権に戻るかどうかという体制で選挙に臨んでおらず、これは他の野党も同様なのだから、選挙の結果によって政策が有権者から信任されたかどうかと言うことはできない。
 
 よって、選挙で自民党と公明党が多数の議席を獲得したら政権が信任されたことになると言っている人たちが、政権支持者と不支持者の両方にいるけれど、これは間違いである。選挙の結果がどうであっても、政権と政策に対する国民の意思が反映していないのだから、自民党が議席を増やすか維持したとしても、政権と政策が支持されたことにならないし、逆に自民党が議席を減らしたとしても、政権と政策に不支持ということにもならない。

 それで投票しなくても良いことにはならならず、ちゃんと有権者として投票するのは大いに結構だ。あくまでも、その結果と政権・政策の支持とは結びつかないから、そこを間違ってはいけない、ということだ。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
Commented by 次郎くん at 2014-12-15 04:31 x
ハンガリーとフランスとインドの選挙制度について。ハンガリー(とあと二ヶ国合計三ヶ国)では絶対投票率が有権者の過半数を占めないと無効、フランスは小選挙区でも一回目で得票が過半数を占める候補がいなければ二回目で一位候補と二位候補の決選投票、インドではパンダ候補タレント候補目玉候補を複数選挙区で立候補させまくって数に制限ないそうですから、日本の状況に直すと、実質は定数五の中選挙区みたいなものですね。日本の小選挙区もフランスとインドの両方を取り入れれば死票は格段に減るのではないでしょうか。もちろん18歳選挙権です。外国の良いところを真似ることを否定して「公務員様の生活が第一」と抜かす、発狂状態にあるときの日田こまちさんとそのお仲間たちは、まるでマルクスの脳内妄想でしかなかった「ルンペンプロレタリアート論」が現実に起こってるので驚いています。
Commented by ruhiginoue at 2014-12-15 22:58
死票がでないよう工夫するのが当然の外国の制度に対して、日本は最初から少数派を切り捨てるためにやってます。
小沢一郎シンパだった「ニュースステーション」など政治学者と称する大学助教授を出して、小選挙区制度の導入で居ても無意味で無駄な少数政党所属や無所属の議員を排除せよと主張し、これが政治改革だと嘯いていました。
by ruhiginoue | 2014-12-12 06:16 | 政治 | Comments(2)