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by ruhiginoue

耄碌して記憶が混濁している曽野綾子

 南アフリカ共和国の人種差別政策「アパルトヘイト」が世界中から非難されている時、経済制裁どころか日本は貿易が世界一多く、これが国際世論から批判されていた。
 そのうえ、貿易による利益により日本は南アフリカ共和国から感謝の気持ちをこめて「名誉白人」の称号をもらっていた。むしろ侮辱というべきだが、鹿鳴館さらに敗戦による白人コンプレックスで「バナナ」「家畜人ヤプー」と化していた日本人は、いい気になっていた。
 
 それを受けて、「南アフリカ共和国に人種差別政策があると批判する人がいるけれど、他のアフリカ諸国に比べたら黒人も良い暮らしをしている」と言ったのが、加瀬英明という「外交評論家」で、右翼文化人として、またオノヨーコの親戚として有名な人。
 この人も右翼文化人の必須課題である朝日新聞批判の本を出していた。題名は「日本の良識をダメにした朝日新聞」

 そして、その朝日新聞の本多勝一記者が、南アフリカ共和国に取材のため入国を申し入れたら拒否された。日本の外交官か誰かが、朝日新聞の本多記者は、よく人種差別を告発する記事を書いているので入国させない方が良いと忠告したから。

 こういう日本だったが、時代は変わっている。しかし、80歳を過ぎて耄碌した後期高齢者は、過去と現在とで記憶が混濁しているのだろう。だから産経新聞で曽野綾子が人種隔離を主張したと考えられる。

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by ruhiginoue | 2015-02-14 21:16 | 国際