井上靜の気楽な日誌です。コメントよろしく。おたよりはe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

曾野綾子の本「戒老録」は皮肉でしかない

 曾野綾子の人種隔離発言が海外で問題になっているのは、自民党の歴代総理大臣が「ブレーン」として重用してきた人だからだ。一介の物書きが暴論を説いただけだったら、外国が騒いだりしない、

 ところが、これだけ海外で問題になっているのに、なぜ日本の大手メディアはちゃんと批判しないのかという疑問を、ネット上でよく見かける。それは、もともとそのために権力にすり寄ってきた人だからだ。

 それで、文壇の江青女史に逆らうと恐いのだ。そして、そうした業界の仕組みに詳しくない一般庶民が、総理や政府なんかの委員みたいな仕事をしているので、多分この人は偉いのだろうと短絡的に考える、という構造である。

 そんな読者に受けた曾野綾子の著書に『戒老録』というのがある。かつて年配の女性に売れたものだ。老いてからの戒めを記録しておくという意味で、今となっては皮肉でしかない。今回の件を前向きに捉えるなら、自分はあんな年寄りになるまい、という自らを戒める材料にすることだという指摘も見かける。
 なるほど、毛沢東が説いたように、閑職にして悪い手本とする「反面教師」が、曾野綾子には似合っているのかもしれない。


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Commented by 弱猫 at 2015-02-15 22:34 x
旦那が三浦朱門というのも忘れられないですね。斉藤貴男のインタビューに「魚屋の息子が官僚になるようなことがあれば本人にも国民にとっても不幸」と語った差別人間。
Commented by ruhiginoue at 2015-02-16 01:27
三浦朱門と言えば、女性を強姦する体力が男になければいけないとか、自衛隊が派遣された先で隊員が殉職したらそのことを政治的に利用できるから結構なことだとか、まもとは言えない発言を平然としますね。
Commented by watanabe akira at 2015-02-16 12:55 x
三浦綾子と三浦朱門が夫婦だと思い込んでいたことが間違いだったことにきょう気づきました。
なるほどぉ・・・曽野綾子、三浦朱門ご夫妻は最強ですね。
うっとうしい権力志向、鼻につくエリート意識よく似ています。
http://matome.naver.jp/odai/2142364203237559501
Commented by 弱猫 at 2015-02-16 17:30 x
三浦綾子と曽野綾子は確かに似ていて勘違いしそうだけど大違いですね^_^
三浦綾子さんの旦那さんは最近亡くなりましたが、自身も著名な歌人で、大変謙虚な人柄だったそうです。
Commented by ruhiginoue at 2015-02-16 20:19
本名と間違える人がいますね。
敬虔なクリスチャンは三浦綾子の小説に感動して、ミッションスクールでキリスト教を嗜んだ人は曽野綾子の説教を悦ぶというのが、昔からの傾向ですね。
Commented by 次郎くん at 2015-02-16 21:32 x
曾野綾子師も三浦朱門師も、日本人を盲目的予定調和説に陥れる目的で、野放しにさせられている刺客と考えればスジは通ります。盲目的予定調和説とは「労働者として優秀な存在でないとタマシイは救済されない」がイデオロギーのトンデモ臭凶(しゅうきょう)でして、何が優秀なのかの基準値をも
誤認識させる働きで育成された連中でもあります。確かにやりたい放題のことを行って、守銭奴の欲望が満たされ責任を取る義務から解放されてかつ誰からも罰せられないという民主主義の決まり事を破壊する喜びに浸れる側面も大きいですが、「テレビ真理教に染まった群衆を思いのままに家畜化洗脳して操れる喜びに浸れる快感が第一」な連中なのではないでしょうか。
Commented by 次郎くん at 2015-02-16 21:39 x
労働者としては無能の極みですが、タマシイが救済された有名人として、鈴木大拙と岡倉天心がおります。学問の分野で劣等生かつ(哲学用語ドイツ語が赤点なので商学部用語のイギリス語でしか合格出来ない、石原莞爾将軍様と比較すると知性の面では足下にも及ばぬ人々でありました)何とか産業のステマを自覚なくさせられる側でしかない脳ナシな人々でしたが、人間革命の成功=ニルヴィカルパサマーディ(無分別三昧)の境地に自己啓発することには成功した人々であります。
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by ruhiginoue | 2015-02-15 21:56 | 文学 | Comments(7)