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by ruhiginoue

偽善者の「戦場ジャーナリスト」ども、お前らの「報道」なんて要らない

 パスポート取り上げ問題で「戦場へ向かうジャーナリスト」たちが集会していた。ここにいるメンツは戦争を告発する格好してるけれども実は戦争翼賛や欧米に好都合になる人が多かった。[戦争批判のつもりで戦争翼賛]の項を参照

 そもそも日本の戦場ジャーナリストたちは、この問題にさいして、欧米的価値観から付け焼き刃の地に足着かない報道の自由を説く。そして、そんな視点で取材している。だから実際の報道は、あたかも「NATO軍記者クラブ」みたいなのがあり、そこから垂れ流されたかのような報道が目立つ。

 そんな『報道」をしている連中から、危険を顧みず現場に赴いた等と自慢されたくない。まるで、イラクで戦闘に巻き込まれてやろうと思ったと自慢して自民党議員になった「ヒゲの隊長」である。人相までソックリな印象だったりもする。

 その集会では「ジャーナリストが戦場に行くから国民は知ることができる」という標題が掲げられていたが、しかし実際にこの「ジャーナリスト」らの「報道」によって国民が知らされたのは、戦闘で死んだ人の悲劇といいつつ、イスラムの独裁者をNATO軍が巡行ミサイルや劣化ウラン弾でやっつけて民主化したから当地の人たちは喜んでいるという話だ。
 そんなことなら軍事介入した欧米諸国の広報があればよい。報道など不要だ。それをちゃんとした報道っぽく体裁を整えようとアリバイ作りしに行くことない。
 
 こうした戦場ジャーナリストどもは偽善者だ。なので、取材制限する日本政府には反対だけれど、ここでそれを批判してる連中にはとうてい賛同する気になれない。だから連帯や応援は他の人とやる。

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by ruhiginoue | 2015-02-19 10:30 | 国際