井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

朝日新聞で堕落した学者がほざく

 朝日新聞の書評で、東京大の佐倉教授が『放射線被爆の理科・社会』という本を絶賛している。しかしこの本の著者らは、物事を考える基礎ができていない。科学的と粉飾しているだけの駄本である。取り上げた朝日新聞の気がしれん。

 この本は、まず題名がそうだし、著者らがどこぞの大学のセンセイという肩書を強調するなど、装丁からして虚仮威しと直感したけれど、実際に内容も「やっぱり」であった。

 また本の中には『美味しんぼ』批判もある。逃げたくても逃げられない人は、こっちのほうが科学的だと言われれば、そうかなと信じたがる人が多いだろう。そこにつけこんで、漫画はだめだ俺様は科学者だと威張る人が出ているから、気持ちが悪いことおびただしい。
 
 そして『美味しんぼ』批判は完全に間違いだ。作者の雁谷哲氏の意見に共感はしないが、あの意見を主張する自由はあるし、科学的にも全然問題ない。批判者らは、科学的命題の当てはめ方を間違えてる。これは専門家と称する人たちがよく落ちる陥穽だ。

 しかし、逃げたくても逃げられない地元の人たちは、信じ込もうとするのだろう、と思っていたら、どうも違うようだ。そうとは限らないし、逆の人もいる。その一つを紹介したい。


 私はいわゆる危険地帯の住人で,少しでも安心したくてこの本を読みました。しかし疑問点が、かなりあります。
 
 朝日新聞に佐倉教授の「放射線被曝の理科・社会」の書評が載っています。(『美味しんぼ』の「福島の真実」を批判している部分について)“さまざまなデータにもとづいて,丹念に丁寧に指摘している。事実としてどちらが正しいかは明白だ”とあります。
 かなり雑な本のかなり雑な評だと思うけど,東大の先生が言えば正しいことになってしまうんだろうなァ!

 東大の佐倉教授は「放射線被曝の理科・社会」への書評で次のように書いています。
“正しい見解に到達するために重要なのは,適切なデータに依拠すること,結論先にありきで考えないこと,政治的信条を事実より優先させないこと,議論のテーマを拡散させないこと。”
 でも私は『放射線被曝の理科・社会』を読んで,この本こそ「データの選択が恣意的で,結論に至る説明が抜け,話が横道に逸れやすく,変に政治的で,何より取材が足りない」と感じました。この事は科学的な文章を読み慣れない人でも根気強く読めば気がつくことです。
 佐倉先生、本当にこの本読んだのかな?

 佐倉先生の言う「国民の『自覚なき容認』が原発を増殖させてきた」その行き着く先が「『美味しんぼ』の鼻血になる」と言うのは,内部被曝をむやみに怖がると原発がもっと増えるぞと言うことなのでしょうか?
 科学者達が「安心だ」と言うのを信じないのは,本当に科学への「冒涜」なのでしょうか?私は近所の農家の方が農地を除染して耕作に励み,生協の方が懸命に食品の放射能検査に取り組む姿を見ています。
 しかし一方で,3.11の直後から子供たちや愛犬が鼻血を出したり身体が異変を示すのに気づいた母親たちが,政府や科学者の言う「安全・安心」を簡単に信じられない事も理解できます。
 『美味しんぼ』騒動の時,安倍首相以下環境相や与党幹部,ネトウヨ総動員で『美味しんぼ』叩きが行われました。「食べて応援はしない」と言った私にも恫喝まがいのツイートがやって来ました。
 “少しでも余分な被曝は避けたい”という願いを「科学者」の皆さんが軽んずることのないよう願います。


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Commented by 次郎くん at 2015-03-12 11:12 x
在日インド人の応対を真似るのが一番でしょう。全国「精神病者」グループ会員の日田こまち氏によると、ハタヨーガやアーユルヴェーダを全く実践できていないインド人は大使館に殺到して日本を脱出して二度と戻って来てきれませんでしたが、アーユルヴェーダやラージャヨーガをある程度習得したインド人は(つまり安倍総理のお友達連中の親日派インド人たちは)平気の平左で日本に留まっています。アーユルヴェーダの分派である、西式渡辺療法・西式甲田療法・磯谷式力学療法・市波式噛み合せ矯正法などを訓練することにより放射能への耐性が100倍から1万倍に上がることが「アトミックソルジャー」なる著作が刊行された1980年代前半から、北海道大と慶応大と東京医大と阪大と九大の医学部に資料が上げられていますので、こういう技法こそ安倍総理は首相強権を発動されて無料で日本国民が訓練を受けれるようになされるべきであります。
Commented at 2015-03-12 11:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by L at 2015-03-12 22:39 x
 こんばんは。佐倉先生も偉くなったねえ。昔、岩波新書?で出した進化論の本は、単なる進化論史の解説ではなく。学会の権威が秘めている優生思想やファシズムとの親和性を厳しく批判していてかっこよかったのに。
 偉くなったからバカを晒すのか、ベテランになったのでバカが漏れてしまうのかどっちなんでしょうね。
 昔、教わった科学史の話で、(1)大学者であることと人間性は無関係。えてして普通の人と同じくらい俗物。(2)時代を先んずる発見や理論を打ち立てたからといって、それ以外の項目について同時代の数ある仮説の中で後に間違いとわかる説を信じていることは珍しくない、というのがありました。
 佐倉先生は、京大で霊長類のフィールドワークをやっていたんだけど挫折、この負い目を原点にしていたのに。無駄に偉くなってしまった。
Commented by ruhiginoue at 2015-03-13 12:50
普段、似非科学を批判している人たちが、放射線防護学になると途端に、自らが似非科学になるというのは何故か、という人は多く見られますね。

 偉くなったら変節する人は珍しくないけれど、やはり一部分では頑張っていても他がお留守ということがあるのでしょう。
Commented by 次郎くん at 2015-03-13 16:59 x
お言葉ですが、アーユルヴェーダも西式渡辺療法も西式甲田療法も磯谷式力学療法も市波式噛み合わせ矯正法も疑似科学ではありませんよ。ただ今まで誰も触れてなかった医療ミスを、世間の素人と同じ脳筋基準でしか考えられなくて見落とす事が多い欠点はあります。国内の複数の医療機関ばかりでなくて、ロックフェラー財団とかロートシルト財団にも医療データを上納しております。ただ上記の医療実践に携わる者の多くが還元主義(盲目的予定調和説)に陥って困ったちゃんな連中が多い傾向であることは確かですが、こういう基準を当てはめるならば、キューバのカストロ兄弟やゲバラ父娘も同じ医療ミスの見落としをしまくってますから、先程の盲従分子たちにはブーメラン現象として跳ね返ってくることをお忘れなくです。
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by ruhiginoue | 2015-03-11 12:20 | 学術 | Comments(5)