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by ruhiginoue

群馬大病院18人死亡と大学のお粗末

 群馬大病院の術後死18人という騒動では、執刀した医師が独断で手術方針を決めたり、そこに保険が効くかのきわどいところがあったり、ということが問題になった。

 この問題の医師のように、大学病院で地位にあぶれた人は、開業して自費診療で商売を始めたがるから、その実績を大学病院にいる間に作ろうとする。「大学病院で経験あり」は最高のハッタリだ。

 自分が医療裁判をしている時、問題の医学部講師は手術について「身体のこの部分を切っても障害が発生しないことは医学的に明らかだ」と断言したうえ、だから患者は嘘つきであると口汚く罵った。

 これに対し他の医学部の専門医から反論もあったが、その前に複数の街医者が呆れて、こう言っていたのだ。
 「その講師バカだなぁ。“切っても障害が発生しない”じゃなく、“障害が発生しない切り方もできる”だ」

 これは一例にすぎない。もともと大学の先生は、けっこうお粗末だ。だから簡単に信じては危ない。

 例えば、福島と周辺の農産物に不安を持つのは当たり前のことで、ちゃんと検査されてるのかという不信感もあるし、基準以内と言うその基準自体いかがわしかったりもするが、それ以前に、汚染された場所でとれた農産物を食べて大丈夫か、なんてことは、これまで人類が全く経験していない。

 それを、この数字だから大丈夫だ、なんて言ってみても、実際どうか保証は無い。将来何かあった場合、大丈夫だと言ってた連中は絶対に責任を取らない。何かわかった時には寿命が尽きている人もいるだろうし、生きていても、あの時点ではあれが精一杯だったから仕方ないと言い訳する。

 実際に、自分も医療裁判に大学の准教授の発言を録音して提出したが、そこではこう言っていたのだ。
 「あなたの手術をした当時は正しいと思われていたが、後から問題があるとわかったので、今ではやらなくなった」

 こういう現実があるので、大学のセンセイだとか学者だとか言って威張っている人を信用しては危ないのだ。要は中身であり、肩書きではないのだから。

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by ruhiginoue | 2015-03-20 14:08 | 学術 | Comments(0)