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by ruhiginoue

「進歩的文化人」に、まだ幻想を抱く政治家に呆れる

 これも選挙が近いので実名は出さないが、知り合いの地方議員が、こう言っていた。
 先日、憲法9条を護る会の催しがあり、この発起人となった大江健三郎と澤地久枝は昭和一桁世代で、あとに続くのは戦争を知らない世代となるが、十年後に、この人たちのような立ち位置に誰かいるだろうか。見渡せど「不作」ではないか、と。

 いなくていい。マスコミで商売し、進歩的とか平和主義者の格好だけつけて見せて、もっとも肝心な所では逃げてしまうお調子者なんか。不作どころか絶滅して欲しい。

 とくに大江健三郎については本多勝一や岡庭昇による批判が知られているが、それよりもっと前に、大江健三郎およびその小説を映画化したこともある大島渚ら「進歩的文化人」の偽物ぶりは、七十年代すでにピアニストの高橋悠治が著者で指摘していた。

 また、そのころ手塚治虫も、漫画の中で登場人物にこう言わせていた。
 「文化人か、フン。マスコミにヒルのように食いつき、体制の中で首を鎖に繋がれ、空虚な自尊心と低劣なナルシズムに人生を浪費する、それが文化人と言うやつさ。俺が一番軽蔑する輩だね」

 なのに、そうした「文化人」への幻想を抱いたままでいる人がいて、なんとそれが政治家にまでいる。だから、平和主義や民主主義を脅かす勢力が、安心して暴虐の限りを尽くせるのだろう。

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Commented by 弱猫 at 2015-04-13 17:24 x
たしか、人間昆虫記でしたか。主人公の女性自身は中身がなくて、才能のある人間を完全コピーして才人として注目され、オリジナルの方は影に食われたように命を落としていくという。あれは怖い漫画でしたね
Commented by ruhiginoue at 2015-04-13 18:18
 そうです。
 また、当時の「日韓癒着」も取り上げられていて、こういうことまで題材にしていたとは意外で驚きでした。

 こういうほうが本当に自分が描きたかったことで、アニメになっているのは商業主義に迎合しており、とくに「鉄腕アトム」なんて持ちかけられた企画に載ったもので、本心は原発に反対なのに、自分の最低の作品だと手塚治虫は言ってましたね。
by ruhiginoue | 2015-04-11 15:52 | 社会 | Comments(2)