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by ruhiginoue

中国を批判するだけなら簡単だ

 中国のテレビで人気のある司会者が、私的な場で毛沢東を皮肉る発言をしたため、激しい非難が寄せられ、当局からも圧力があり、出演する番組が中断されて謝罪することになった。

 これで中国を批判することは簡単だが、では、もし日本で、例えば古館伊知郎が昭和天皇を皮肉ったら、私的な場だからで済むだろうか。そういう議論をせずに、「欧米や日本ではありえない」と言っている日本のマスコミ関係者がいるので呆れてしまう。

 その中には朝日新聞の記者もいるので、朝日新聞を例にしてみよう。
 
 深沢七郎の小説『風流夢譚』で、革命が起き皇族が処刑される描写が物議となった。出版した中央公論は、革命の恐怖を描いたと釈明したが、朝日新聞の天声人語は一方的非難をした。
 何を書こうと言論の自由であるという意見や、何か問題があるなら法的解決をしようという意見があった。国が国民を代表して皇族について民事訴訟を提起する方法もあるのだから、そんなに問題なら法廷で冷静にやるべきという指摘もあった。
 これらの声を無視した朝日新聞は、そのうえ天声人語でヒステリーを煽った。そして実際に右翼が出版社長宅を襲撃し、夫人らを殺傷するテロ事件が起きた。

 その後、朝日新聞の側が暴力を受けたこともある。
 朝日新聞社主催の展覧会に昭和天皇が来たさい、社主一族の村山藤子が、天皇に接近しすぎと宮内庁護衛役の空手有段者からいきなり殴られ、肋骨にひびが入る重症を負わされた。
 身元のはっきりした60歳代の女性なのに。彼女は怒り、記事にしてと訴えたが、朝日新聞は、宮内庁を批判したら商売に差し障ると拒否した。
 宮内庁の暴虐に朝日新聞が及び腰なので、村山藤子は国会議員に相談。このことがきっかけで週刊新潮がお得意の嫌味調で、身内がここまでひどいことされても宮内庁を批判できない朝日新聞、とコキ下ろした。こうして周知のこととなったのだった。

 そして、今までずっと、朝日新聞は皇族ネタのために宮内庁とは仲良くしている。
 また、社長が安倍総理と会食して、従軍慰安婦の記事を取消したり、原発事故の記事を誤報にしたり、と醜態をさらしている。
 そこへ、読売新聞その他の大手マスコミは便乗して叩き、同じ報道を自らもより熱心にやっていた事実にほおかむりしている。
 
 こういう現実を見ると、外国を批判するだけなら簡単で、殆ど無意味というより欺瞞というべきである。


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Commented by 次郎くん at 2015-04-12 15:28 x
その通りでございますね、落合信彦先生のような親米武闘派でないと「あんな裏でどこの国とも平気で寝てみせる汚らわしいもの」と喝破したサンデープロジェクト発言は出来ないですね。北方領土で軍事要塞が整備されていた時期で、一般国民の間に政府の対応に不満が溜まっていた世論の後押しに乗ったというのもありました。
Commented by 次郎くん at 2015-04-12 15:57 x
お忘れですよ、風流無譚式官制クーデターが「右の左翼」少年の暴走で失敗したことを。ああいう考えを抱く連中は精神異常者だとでっち上げて精神病院に強制入院させようとするソ連やスターリン方式を真似た方法をですね。「星条旗大好き・ニップキンいらね」という親米派まででっち上げる準備万端整っていたのに、出来なくなった権力者連中が地団太踏んで悔しがったそうです。


Commented by ruhiginoue at 2015-04-13 15:24
落合という人は、親米親イスラエルでいけませんね。
あとスーパードライという不味いビールもどきの宣伝してました。
Commented by 次郎くん at 2015-04-14 13:07 x
主宰者様の仰る内容は正しいのですが、B層相手の掲示板ではないので、日田こまち氏が恩師として家畜の安寧に盲従することで満足してる「阿修羅+gataro」のHNを駆使してMIXIを駆け巡るアカテンプロ教師チームですらの、読書能力の限界を超えているマジメな学術書から用語を借りてきての批判をしても良いのではないでしょうか。「落合信彦チェンチェイはあきまへんな、真のディアスポラユダヤ人の直系の子孫であるパレスチナ人を迫害して、偽アシュケナージ人に成り済ましたシオニスト過激派の資格すらない偽イスラエルのクソジイイクソババアを本気で盲信するとは」です。参考文献ロバートウォーカップ著「幻想の古代文明」中公文庫、ナイジェルデーヴィス著「古代アメリカ文明の謎」佑学社刊 原著はどちらも700頁を超える学術大著ですので日本語翻訳版は抄訳学生向けに
再編集し直したものです。
Commented by 次郎くん at 2015-04-14 13:25 x
本題からずれますので、このコメントの消去判断は御一任致します。上記の二冊の本が、次郎にとっては格付けの基準書であります。これよりも格付けの高い部分がある著作しか評価しません。またナイジェルデーヴィス先生の存在は、典型的関西人である松本道弘クンを区別により削除できたり、大橋巨泉クンは所詮はゲーニンと言える根拠になるので有難き存在であります。チャーチルの高弟の一人で一期だけ「保守党≒当時は穏健左派」議員を務めたあと、「藍より青き」な言語学的天才な才能を生かしてアメリカ古代文明の研究者になり1960年にとらばーゆしてメキシコに移民1968年に帰化、「古代アメリカ文明の謎」の原著はドイツ語で書かれたものです。ホント、日米安保闘争参加者の8割は小泉劇場に乗せられた連中と構造は同じであり、「世界一優秀な民族である日本人には外人の基地はいりません」のたった一言で雲霞の如く終結し、異性の交際相手がデキた時点で霧消する低レベルであり、当然マルクスの資本論やレーニンの帝国主義論の原題が答えられないことを誇りに思う反知性主義者でガキナショナリズムな連中とはまさに「月とスッポン」の存在であります。
by ruhiginoue | 2015-04-12 14:42 | 国際 | Comments(5)