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by ruhiginoue

自民党と旧社会党が「原子力基本法」を共同提案した事実

 このところ、選挙で共産党が好調だが、これを自民党が面白くないというのは当たり前だが、他の党は、文句があるなら自民党と相乗りするのをやめるべきだ。
 自民党を批判しながら選挙で同じ候補者を担いでいるのでは、他で何を言っても説得力をなくす。法案によっては賛成な場合がある、というのとはわけが違う。
 
 ところで、昔、共産党は、まだ先がわからないから原発自体は否定せず、とりあえず今の日本の原子力政策は、背後にいる業界やアメリカが悪いなどいろいろと間違いがあるから建設に反対してきた。
 これを、左翼の連中が、全否定でなかったから悪いと非難している。過日、週刊金曜日の常連寄稿者も言っていた。しかし、そもそも日本の原子力政策は1955年の「原子力基本法」に基づいていて、これは自民党と旧社会党の共同提案であった。
 そして、旧社会党は、手前の思うようにならなかったという程度の動機で反対するようになった。この政党によくあることだ。
 しょせんその程度のことだったから、旧社会党は80年代に入ると60〜70年代にかけて反対してきたことについて「現実路線」と称して自衛隊とともに原発の容認を打ち出した。

 そして90年代に入ると、旧社会党は小沢一郎や細川護煕らの連立政権に参加するがすぐ喧嘩別れして自民党と連立。社会党首の村山総理は、国会で自衛隊合憲など自民党の政策を踏襲すると答弁。
 これを聞いて小沢一郎はテレビカメラを意識して、よろしいと大きく頷いて見せた。
 これに乗じて、自民党にどさくさ紛れで移動した森田健作。彼は、連合型選挙で当選していた。このさい、保守を自認していたから、旧社会党を中心に、候補とすることに反対意見が出ていた。そして、自民党に入ると同時に、あの物真似のネタにされる軽薄な調子で、旧社会党の政策は間違い、党が存在してもいけない、自衛隊も原発も必要だ、などとテレビで言いたい放題。
 こんな旧社会党に比べれば、共産党のほうがよほどマシ、というより、旧社会党のほうがまるで話にならない、というべきだろう。

 ところが、旧社会党が大好きで往生際の悪い左翼の連中は、こうなったら他人を批判したりあてにしたりせず独自の運動を新たに構築するべきなのに、そうではなく、自分らが応援していた旧社会党を棚に上げて共産党を批判したり、自民党から喧嘩で出ただけの小沢一郎を、勝手に護憲や脱原発の政治家に祭り上げてしまったり、あるいは細川護煕や小泉純一郎という既に「改革」で騙された元総理たちを応援したりと、完全に自分を見失い迷走している。

 こういう化石左翼たちには、早く引っ込んでもらわなければならない。自民党も原発も共産党も、批判のネタならいくらでもあるが、にもかかわらず左翼の連中には、まともに批判する能力が無いのだ。今まで左翼運動をしていた人たちは、そうした自らの資質を認識するべきである。


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Commented by 山城 at 2015-04-16 10:27 x
書き込みたいことは、山ほどありますが、手短に私の感情を書きます。私にとっては、ずっとずっと社会党(社民党)は、社会の敵です。現在の社民党は、風前の灯ですが、日本の社会にいらない団体。
Commented by ruhiginoue at 2015-04-16 12:16
知り合いの社民党の議員は、よく言われる事は全てごもっともだと思うが、そういう所だから居心地がいいというか勝手なことができるというか、自分がこだわることをやる場所になっている、と言っていました。なんか今は亡きみんなの党とか今話題の山本太郎となかまたちとあまり変わらない感じです。
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by ruhiginoue | 2015-04-15 18:36 | 政治 | Comments(2)