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by ruhiginoue

原発事故の被災者に対する差別とは

 チェルノブイリ原発事故のあと、被災者が避難したら、汚染がまとわりついていると恐れられて受け容れてもらえなかった、ということがあった。これは無知に基づく差別ということもできる。

 ところが今、福島は逆に、避難したり避難を推奨することを差別だと攻撃する人たちがいて、なぜなら事故の汚染は大丈夫だから、という奇妙なものだ。
 実際にどうなのかは別にして、福島が大丈夫という前提に立ったとしても、それが本当なのか疑問だったり、他に何があるかわからないから、ということで心配になり、避難する人はいて当然だし、また避難する権利もある。原発事故でなくても、取り越し苦労であって欲しいと思いながら慎重になることはいくらでもある。

 さらに、それを非難するとしても、逃げられない人を置き去りにしたとか、逃げない人はバカだと見下したとか、そういう話なら、その非難の当否は別にして、いちおうは現実と非難とが噛み合っているが、「差別」というのは現実と絡みがないし、非難の言葉として不適切だ。

 結局、差別というのはこじ付けで、ただ、汚染は大したことない、国や東電の責任は小さい、とか言いたいだけで、そう言っておけば何が「おこぼれ」がもらえるんじゃないかと期待している、その程度の話なのだろう。


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by ruhiginoue | 2015-04-17 16:07 | 社会 | Comments(0)