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by ruhiginoue

武田鉄矢と金八先生が違うだけじゃない

 武田鉄矢と金八先生は違うという話をした続き。
 
 前田吟だって、映画やテレビドラマと違いCMは、出ると楽してお金がたくさん入るから、おかげで子供を私立の学校に入れたと喜んでテレビで言っていたことがある。『男はつらいよ』に出てくる役柄とは大違いである。

 柳沢慎吾だって、『ふぞろいの林檎たち』に出演したら、人気ドラマなので出演料がたくさんもらえてシリーズ化され、そのたびに新車を買えるから嬉しい、今度はBMWが買えた、と言ってテレビで自慢していた。あの役とは全然違う。

 安達祐実だって、「うちの家族は、親子みんな仲が良いんです。ドラマとは違います」と言っていた。『家なき子』と同じだったら大変だ。

 マーチン シーンは、ドラマで演じているバートレット大統領よりさらにリベラルだが、そのため、イラク戦争で政府と大統領を批判したため、大統領役のイメージを損なうと非難され、降板の危機もあったそうだ。
 役と役者は違うと言ってもイメージの大切さというのがあり、逆にというか、マーチン シーンは『デッドゾーン』に出演したさい、引き受けてしまってから、核戦争を起こす大統領の役が嫌だと言い出して、契約してしまったから仕方なくやり切ったという。そう言われてみれば、あの熱演は少々自棄糞気味だった。

 よく、教師の中には「金八先生なんてドラマの中だけだぞ」と開き直るように言う人がいて、生徒たちから嫌われたりもしたが、それが現実という部分もある。
 それを言ったら、それ以上に、「バートレット大統領なんてドラマの中だけ」だ。

 前にアメリカ人が、「小津安二郎監督の映画を観て、日本人は穏やかで上品だと思っていたが実際は違う」と言うので、「アメリカの大統領はマーチン シーンみたいだと思っていたらブッシュ大統領とか全然違うじゃないか」と言ってやったら、「あのドラマは民主党の設定で、ブッシュは共和党だから」と言う。
 それで、その人は民主党支持だとわかったが、しかし戦争になると共和党も民主党も翼賛体制になる。だから日本でも二大政党に不信感を持つ人がいて、保守的な人でも共産党に投票することがある。

 それにしても、自分の宣伝をしながら権力者におもねっておこぼれをもらおうとする、卑しく嫌らしい芸能人がテレビで目立つ。
  昔は役者のことを「河原乞食」と侮辱し、これは今なら差別だけど、今テレビで権力に媚びる発言をしている芸能人は「電波乞食」と侮辱しても、まったく当然の批判だろう。

 そもそも、マスコミに出ている人はそれなりだと思ってしまうから腹が立つのであって、カタギじゃないと思えばすべて納得である。 武田鉄矢はカップうどんの宣伝をしてる時、そのポスターが店に貼ってあるのを、当時まだ小さかった娘が「あなたのお父さんよ」と、からかわれたため泣いてしまうと「仕方がない、生業だ」と言ったそうだ。彼は、芸人とはそういうもんだと思ってるわけだ。
 
 その程度の者たちを、相当に観られないでいる人が多いから、芸人たちが次第に尊大な言動をするようになるのだろう。
 

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by ruhiginoue | 2015-04-22 19:25 | 芸能 | Comments(0)