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by ruhiginoue

君が代の裁判と自民党系マスコミ人の嘘

 東京都立高校の元教職員22人が、卒業式や入学式で君が代斉唱時に起立して歌わなかったことで再雇用されなかったのは違法として損害賠償を都に求めた訴訟の判決が25日にあった。
 東京地裁(吉田徹裁判長)は、「職務命令違反があったことだけを不当に重視し、教職員としての長年の経験や意欲を全く考慮していない」「都教育委員会は裁量権を逸脱、乱用した」と指摘し、これは再雇用への期待を違法に侵害したものであるから、全員にそれぞれ200万円超の賠償を命じた。

 この種の裁判で、すでに最高裁も指摘していたように、他が良いのに君が代だけでクビしないといけないほど重要なことなのかという疑問がある。
 なぜなら、学校の儀式で国旗国歌を法律で義務づけ、逆らうと刑事罰と明確にしているのは中国くらいだからだ。これと北朝鮮と韓国も近いが、宗教には配慮するらしい。インドのように重じながらも国際化によって外国人もいるのだから強制はしないとか、ヨーロッパのように入学式と卒業式をやらないとか、メキシコのようにナショナルアンセムであってナショナルソングではないから歌詞が無くて歌えないという例もある。

 あと知名度の低いどこかの小国までは知らないけれど、要するに、世界を見渡せは、そこまでしないと絶対にいけないというほどのものではないとだけは言えるわけだ。
 なのに、卒業式と入学式で、「国旗国歌は世界の常識だ」と、御用マスコミ人が喚いてきた。
 例えば、アパルトヘイト推奨で国際的に話題になった曾野綾子は、世界の常識であるから「国際化のために」やって当然と言い(朝日新聞)、世界中でやっていることをやっていない日本は「愛国心の訓練が出来ていない珍しい国」(諸君!)と書いた。
 また、『ワシントンポスト』が記事にしたことで国際的に騒がれた宇野総理の援助交際はやっても正当であり何も問題がないとまで言った三宅久之(朝日ジャーナル誌の質問に談話)も、国旗国歌の強制は「世界の常識であり議論の余地もない」とヒステリック(テレ朝)だった。
 しかも、これらは国旗国歌として法制化もされる前のことだ。
 
 どう考えるかは人によって違うにしても、金のためにいつも恥知らずな発言をするマスコミ人を使い、マスメディアで嘘を垂れ流しながら、権力によって強要するのは卑劣だということは断言してよいはずだ。

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by ruhiginoue | 2015-05-25 20:36 | 司法 | Comments(0)