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by ruhiginoue

犬を食べて非難される少数民族と犬を蹴る記事は御法度の朝日新聞

 中国の犬肉祭を世界中の愛犬家が批判したという朝日新聞の記事で思い出した。
  かつて、朝日新聞に連載された本多勝一記者の名ルポルタージュ『カナダエスキモー』で、ソリ犬を従わせるため蹴りを入れる場面に、朝日新聞社の経営者の奥様が愛犬家だから怒ったことがあった。

 このルポルタージュは、紀行文としての面白さだけでなく文化人類学状の学術的価値もあると絶賛されてた傑作中の傑作と言われ、単行本はベストセラーになった。
 また、菊池寛賞を受けたが、文芸春秋の賞などいらんと突き返した著者のカッコイイ対応も話題になった。

 ところが、この中で最も迫力がある臨場感あふれる見事な描写の場面で、愛玩用ではなく、厳しい自然環境の中で生活のための家畜である犬を従わせるためであり、また、犬を蹴るといってもユーモラスな感じであったのだが、それでも大の愛犬家である奥様が激怒してしまったという。そのため、一部ではもとの文をそのまま掲載できなかったらしい。

 こういう人がいるのだから、犬を食べるなんてとんでもない、という人もいるだろう。
 
 
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Commented by ケーキイーター at 2015-06-24 13:38 x
 単なる動物種差別かな…。て、ことは自分達の社会はいつまでたっても人種差別が続き、それに気付かないことから逃れられないのかもしれない。という結論。
Commented by ruhiginoue at 2015-06-24 19:54
 『美味しんぼ』にも随分前に描かれていましたが、環境保護団体の幹部が「原発に反対すると業界の圧力や権力の迫害を受けてばかりだが、可愛いイルカやクジラを食べる野蛮なジャップを懲らしめようと言えば、欧米の富裕な婦人たちが気前よく寄付してくれる」と嘯く場面がありました。
 それと同じご夫人が、朝日新聞社にもいたわけです。
Commented by ケーキイーター at 2015-06-24 21:52 x
 朝日新聞社のそのオバサンが何を信仰しているか、はともかく、欧米の老若男女、裕福貧乏問わずが多分無意識に言っちゃっているのが、「私たちは神を信じているから(正しいのよ。許されるのよ。)」
 私のキリスト教嫌いはこの辺りがルーツになっているんじゃないかな。と自己分析。駄洒落言ってる場合じゃないね。
Commented by L at 2015-06-27 14:26 x
 こんにちは。犬は、生殖を管理された家畜なんで、食べても何ら問題ないと思ういます。実際、食用品種という「チャウチャウ」とかいるんで。本多勝一といえば、アムンゼンが南極探検で、ソリ犬を食料としても活用した話を賞賛していました。荷物が減るたびに1匹ずつ食べて食い扶持を減らしつつカロリーにした冷徹さは、スコットにはなかったとか。
 鯨とは態度が違ってなぜかネトウヨは「犬を食うのは野蛮人」と言うけど。「赤犬がうまい」とか日本でも食べていたんですけどね。ムツゴロウさんは東大生の時に寮に迷い込んだ犬をみんなで食べた話を書いていました。空手部員が撲殺?したというちょっとグロイ話でしたが。
Commented by ruhiginoue at 2015-06-27 20:21
『アムンゼンとスコット』ありましたね。
あと、日本では昔から何故か、犬の肉を食べると夜尿症が治ると言われ、肉屋で扱うことがあったと聞きました。
Commented by ケーキイーター at 2015-06-27 21:17 x
 あの…。パン作りの理屈を今思い出したんですけど。パン生地を膨らませるのに大活躍したイースト菌達をかまどの中で皆焼き殺しにしているじゃないですか。犬を殺してはいけないけど、イースト菌なら焼死させてそれらを食っちまってもいい。という差別の理屈がやっぱり解らないです。
 空手部員が撲殺? お、おもしろい…。
by ruhiginoue | 2015-06-23 18:17 | 社会 | Comments(6)