井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

安倍総理は霊能者に相談したり皇族を結婚させたりするか

 安保の安全保障とは国の主権を守ることが最大の目的だ。なのにアメリカの都合で国の基本を定めた憲法に変な解釈をしたり、違反する法律を作ったりして、それを安保と称するのでは、自らの主権を守るために自ら主権を放棄すると言うも同然の矛盾だと感じている。

 もっとも、戦争を推進しておいて敗戦で敵国に寝返ることでA級戦犯から総理大臣になり安保条約を強行した岸総理の孫が、七光りで総理大臣になっているのだから仕方ないのかもしれない。

 あの当時、安保への批判を、自民党は皇太子成婚の「ミッチーブーム」で凌いだ。テレビが普及したことで、国民の目を逸らすプロパガンダがしやすかったと言われる。
 だから、今度は皇太子か秋篠宮家のお嬢様が、安倍内閣の陰謀で無理やり見合いをさせられるかもしれない。そうなると気の毒だ。

 あと、岸総理は、安保を乗り切れるかと女性の「霊能者」に相談したという。この女性は一部で人気があり、大丈夫だと言われて岸総理は自信をもったらしい。この女性は後に自分の私生活では無様だったらしいが、ずっと後になってからも、たまにはマスコミにとりあげられ、一度、あの丹波哲郎とテレビに出て対談していたのを見たことがある。
  
 さて、岸総理の処世術で思い出したのは、SF小説『銀河英雄伝説』に出て来る政治家トリューニヒトだ。戦争を推進して利権あさりして敗北したら敵に媚び売った。如何わしい宗教が背後にいることも似ているが、鶏人間と言われた顔の岸とは違い、外見が俳優なみに良いので人気をとったということでは、霊友会と癒着する石原慎太郎に近い。

 また『銀河英雄伝説』には、専制政治から自由を求めて脱出した人たちによって作られた国なのに、敵の幼帝が骨肉の争いから亡命を求めると受入れてしまう、という挿話がある。そしてこんな会話となる。
 「一七、八歳の美少女だったら、熱狂の度はもっとあがるでしょうな。だいたい民衆は王子様とかお姫様とかが大好きですから」
 「昔から童話では、王子や王女が正義で、大臣が悪と相場が決まっているからな。だが、童話と同じレベルで政治を判断されたらこまる」
 『銀河英雄伝説4策謀編』田中芳樹著 創元SF文庫133頁 

 それに、悪い大臣が、王子様とかお姫様を利用することもある。

 安保の衆院強行採決後、抗議の国会包囲があり、そこで学生と機動隊がもみ合いになり東京大学の女子大生が死亡する事件があった。
 これについて、安保に反対の共産党も含め、全学連が無謀だったと批判する者がいた一方、学生運動体験を小説にした『僕って何』で芥川賞の三田誠広は、穏健な学生に機動隊がいきなり襲いかかったと書いていた。
 
 この事件への評価は様々だが、追悼の集会で学生たちが黙祷するさい、取材に来た人たちにも脱帽するよう求めると記者たちは従い、これに学生が礼を言うと、一緒にいた他の学生たちが、機動隊も黙祷の間は鉄兜を取れと言い出し、これは怒号の大合唱となったが、ついに機動隊員たちはヘルメットを取らなかった。
 しかし、ヘルメットは取らなかったが、機動隊員たちはみなうなだれて一緒に黙祷はしていた。この様子がテレビに映し出されると、自民党への批判が高まった。

 たまたま、亡くなった東大生の名前は美智子だった。皇太子妃と同じ名前だ。このため、その後は「もう一人の美智子さんを忘れるな」が運動の合言葉となった。
 ところが、テレビで「ミッチー」に熱狂した庶民は政治に無関心だったというわけだ。その一人が、情けないことに自分の母親だった。
 うちの親は歳が行っての結婚出産で、母は樺美智子さんの一つ下である。ところが同世代でありながら、もう一人の美智子さんを知らない。そのうえ、皇太子成婚とかミッチーブームとかはいうのは政治的なプロバガンダだったという話をすると母は猛反発し「美智子さまのご結婚は、お母さんの青春の思い出なのよ!」
 
 だから、国はどこでもいいから、別の親が良かったと思った。そしてあまりに親子が険悪なので、みかねた親戚のところで世話になっていたから、遊びに来た同級生から、よく、「あの人はお母さんじゃなかったのか」と言われたものだ。

 さて、うちと違い親と相容れないわけでない安倍総理は、じいちゃんの真似して霊能者に相談したり皇族を結婚させたりするだろうか。


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Commented by 弱猫 at 2015-07-03 22:12 x
これは10年近く前に聞いた話ですが、樺さんは、国会に突入する前日に、所属していた(恐らくかつて所属していたという意味だったと思います)共産党の細胞の人間のところに挨拶にきて、明日は国会に突入しようと思うとわざわざ断りを入れたのだそうです。共産党が、全学連は批判しても樺さん個人を批判することが少ないのも、そうしたまじめな人柄もあるのだと言っていました。
Commented by 次郎くん at 2015-07-04 12:02 x
敗戦後生まれの一般人にとっては、皇族なんかよりも「ゼロ戦モノ」と「神風特攻マンガ」の方が洗脳効果が大きいことを忘れないで下さい。「ゼロ戦はやと」「怪傑ハリマオ」「紫電改のタカ」を史実と未だに思い込んでいる熟年ヲヤジにヲバハンは多いですよ。しかもこういう状態を「自己批判」して「GHQの自虐史観に洗脳されていた自己反省をする」と逝っちゃってる有り様ですから、北朝鮮軍部よりもタチが悪いですよ。
Commented by ruhiginoue at 2015-07-04 17:40
 樺さんは真面目な優等生だったので、それが怒っているくらいだから、その心情は理解できるということかもしれません。
 活劇は暴力的とか戦争美化だと批判する人に女性が多いけれど、それでいて、作り話を批判しながら今の現実で幻想を見させられてしまう人が多かったという実証となったのが皇太子成婚でしょう。
 
Commented by ケーキイーター at 2015-07-05 21:17 x
 安倍家のお化けってどんなお化けかな。ズバリ、六条御息所さんなのがうじゃうじゃ。架空人物だけどね。
Commented by ケーキイーター at 2015-07-06 07:31 x
 それから、今日が誕生日のダブヤさんのところには、死霊生霊問わずうじゃうじゃうじゃ。それも世界中から。
Commented by ruhiginoue at 2015-07-06 11:48
 安倍家は幽霊城のドボチョン一家という感じで、笑ってしまうような不気味さです。
Commented by L at 2015-07-07 14:06 x
こんにちは。
>安倍家は幽霊城のドボチョン一家という感じで、笑ってしまうような不気味さです

そのくせ、首相公邸はオバケが出るから住みたくない、泊まりたくないとダダを捏ね、自宅を離れたがりませんでした。大好きなシームレスな安保体制、生身の人間が発射するミサイルよりも、お化け、枯れ尾花の方が怖いというわがまま・感情を優先したわけです。
Commented by ruhiginoue at 2015-07-07 16:22
サンシャインシティーは巣鴨プリズンに入っていた戦犯の幽霊がでるという話があるけど、こういうことを安倍一族は気になるのではないでしょうか。
Commented by 次郎くん at 2015-10-08 10:07 x
これは後天的な洗脳に基づくモノです⇔は王子様やお姫様が大好きで、常に悪いは取り巻きの大臣であるという発想法がです。
たとえば小室直樹さんがついた大嘘では、ナチスを増長させたのは空想的平和主義者だったチェンバレン英国ソウリ大臣だけのようにウソついてましたが、上司の英国王のエドワード八世のナチスドイツに対する贔屓の引き倒しな緒行動には触れていません。まだ在日朝鮮人の町山智浩さんの「未公開映画を見る」の温和な口調で喋った内容のほうが信用できるという情けない状況であります。

またスターリンを増長させたのは、エドワード8世の後任者のジョージ6世の空想的お花畑な平和主義脳であることも、ネット時代になって簡単に検索で出るまでは、専門または大好きな趣味として西欧史を学んだ者でないと知ることが出来ない時代でしたので、昔は良かったなどとは全く思いません。

また現在のニッポン皇室なる存在の留学先は英国ばかりであり、ヴァティカン市国には殆どの人が長期滞在していないので、「お家の維持」に対するやる気のなさは異常だとしかいいようがありません。
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by ruhiginoue | 2015-07-03 20:46 | 政治 | Comments(9)