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by ruhiginoue

政党機関紙に連載する人

 ある自民党の若手議員が、自民党内からも批判がある安保法制について、アメリカは不正に戦争をしないとフェイスブックで説いているから、これを読んだ共産党の地方議員が呆れると同時に、この議員の過去を問題にしていた。
 この自民党議員は、アメリカ軍艦が領海侵犯しておいて公海上で攻撃されたという虚偽をでっち上げた「トンキン湾事件」によってベトナム戦争が激化したことや、ありもしない「大量破壊兵器」を理由にアメリカがイラク戦争を始めたことも知らないらしい。
 そんな人が、かつては共産党の機関誌『赤旗』紙上で若者の人生相談コーナーを持っていた。
 
 彼が『赤旗』に出ていたのは「ヤンキー先生」としてブレークした直後であった。この頃はとくに右翼的な言説はなかったようだ。自分を重用してくれる相手に合わせるのが巧みだったのか、後に転向とか変節をしたのかは不明であるが、定見も中身もなく名前と顔を売りたいだけの人物だとは言えるだろう。

 ただ、彼が勤務していた高校を退職し、横浜市の教育委員になった辺りから、その共産党議員も、何か変だと感じたとのこと。また、同党は選挙の候補者になりたいと言って自分から売り込んで来る人は強く警戒し、よほどのことでもない限り受入れないだろうが、機関誌に出すだけなら、そこまでの警戒はしないだろうと言う。

 それでも、日曜版の「ひと」などさまざまな芸能人や文化人を紹介するコーナーなら、紹介しているだけで論説や社説ではない。しかし、載っただけで党の政策面での意見を示すわけではないが、連載や相談コーナーだと、如何なものか。党の政策から外れるような人は選ばないようにするものではないか、と同議員は指摘する。まったく、その通りだろう。

 この義家ひろゆき、以前の言動は、勤務していた学校の労組に迎合していただけだと言っていた。これが本当なら『赤旗』は騙されたのだろう。
 他にも、例えばダニエル カールも『赤旗』にエッセイを連載していた。今では原発事故で業界の手先として下品な言葉づかいで喚いているが。どうやら金が欲しくなったらしい、とも指摘されている。

 ハッキリ言って、たまたま機会あって載った人の、その後のことまでは関係ないということだ。人は変わるものだし、もともと上辺と底が違うこともあるのだから。

 ただし、本性を隠していたのか、後から変わったのか、どちらもあるけど、そこを周知させないと、時々、エセ左翼などが、機関紙に載ったから党の意見だとデマを流すから、要注意だ。この点を『赤旗』はもっと考えるべきだ。

 実際、かつて日曜版に大谷明宏が連載したり赤旗まつりにもゲストで出たりもしたが、自民党批判だけしてくれるならいいけど、紙上で死刑賛成を説いた時は、それが「死刑制度は社会防衛するため市民の権利であり、そのためには裁判の間違いで多少は無実の人が死刑になっても良い」という趣旨の酷い内容であったから、あまにり個人的すぎる意見であるとして掲載を断るべきだった。
 それで面白くないから連載をやめると、大谷が池上彰みたいに言い出したら、「どうぞ、どうぞ」というべきだった。

 この異常に非常識な大谷の妄言を、共産党の政策と合っているから機関誌が掲載したのだという悪意ある宣伝が、当時行われた。こういうことがあると絶対に損だ。だから要注意だ。そして、今は義家だが、しかし彼は自民党に入ってくれたので、変節したと公言したようなものだから、はるかにマシであろう。
 
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by ruhiginoue | 2015-07-19 20:29 | 政治