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by ruhiginoue

野党共闘を叫ぶ愚か者たち

 冤罪を製造する司法取引や盗聴の拡大を盛り込んだ法案に、自民公明と一緒になって民主と生活が賛成したら途端に、野党共闘と絶叫していた連中がおとなしくなった。
 たとえば有田芳生議員の弟なんて、共産党も民主党も団結して自民党に立ち向かわなければファシズムになってしまうと言ってきたけど、冤罪製造盗聴拡大法案に民主党が賛成し、反対したのは共産党と社民党、という結果を受けて、これでも共闘できますかと改めて質問し返したら、前はあんなに元気だったのに沈黙である。

 そもそも、有事法制に賛成した民主党をはじめ、自民と公明の政策でも特に悪質な法案こそ、民主や生活や維新が一緒になって成立させるから、それに対する批判票が共産党などに入っている。
 それなのに、これを共産党が野党の票を分散させて自民を利しているとか言ってる連中がいる。本気でそう思ってるなら発想がかなりおかしいのだが、おそらく自民党への支持を言葉の言い換えしたということだろう。

 ところが、山本太郎議員は、党議拘束が無いという条件だから「生活」が賛成しようと自分は反対すると表明している。つまり、いま彼は国会質問で騒いでいるが、この時間が得られ、しかも勝手にしてもいい、という条件を飲ませたということだ。こんなこと政党としては普通ありえなことだが、やはり政党助成金さえ貰えればいいと小沢一郎は思っていたのだろう。山本太郎に足下を見られたと考えることもできるから、もしそうなら、小沢一郎も堕ちたものだ。

 しかし、「生活」の他の議員たちは何を考えているのだろうか。特に司法取引の問題だ。これは実際アメリカでも冤罪を発生させて問題になっている。司法取引によって得られた証言により死刑判決を受けたが、後から潔白が判明して釈放された人たちが大勢いるし、他にも冤罪がたくさんある。無実の証がなくて刑務所行きや死刑になった人たちも当然いるだろう。

 だから、司法の程度が低く冤罪が酷すぎる日本では、危険があると反対されてきた。政治的にも利用できるだろう。邪魔な政治家を陥れるため、秘書に「お前を汚職の共犯者にしてやろうと思っているけど、協力するなら見逃してやる」なんてやり方もできてしまう。
 この調子でやれば、あの時に小沢一郎は刑務所に入られていたはずだけど、なんで「生活」の連中は、こんな法案に賛成したのか。これは全く不可解だ。

 こういうことが現実としてある。なのに野党共闘を単純に叫ぶ人たちは、数だけ足せば良いと言っているわけだ。XとYの数字を足してしまうような恥ずかしい発想である。

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Commented by 次郎くん at 2015-08-13 05:54 x
増尾由太郎著「誰も書かなかったケンカのしかた」と「痴的闘争術入門」を復刊してベストセラー運動にできれば良いと思います。キッシンジャー博士のお言葉の超訳通りで「オレさぁ青白きインテリどもは中途ハンパな知識に縛られている存在だから討論と説得を通じて政治運動を辞めさせることが幾らでんもできるけんれどよぉ、ドキュソで知性以前の低い段階に位置する連中どもはなぁ、知性を超越した素晴らしい感性の持ち主だと自己洗脳に励んでホルホルしまくって逆ギレすることを文化生活だと思い込んでいるから、説得の仕様がないんだべさ」ですから。たとえば「痴的闘争術入門」には「ヤブ医者の見分け方としてカルテをドイツ語で書く」と確信をもって書いてあったんですけれど、フランクフルト学派の医者たちは第一公用語は当然ドイツ語ですよ。典型的オバカ関西人の脳味噌に劣化する訓練をすれば「たいじょうぶだー」ではないでしょうか。
Commented at 2015-08-13 12:51 x
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by ruhiginoue | 2015-08-12 16:44 | 政治 | Comments(2)