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by ruhiginoue

大阪の刺青質問拒否訴訟で逆転判決

 大阪の刺青質問拒否訴訟で、質問に違法性があると認定した一審判決を、高裁が覆した。
この判決だと、単に裁判官が正反対のことを言っただけのようなずさんさだ。
 もともと日本の裁判官は、ゴマスリをしたりヘツライをしたりの「ヒラメ」(上ばかり見ている)、「ハエ」(手を摺る)、ほど上昇していくから、こうした「後出しじゃんけん」だと皮肉される逆転判決がよくある。

 ほんらい、控訴審では原審の判断を尊重しながら、そこにある問題を具体的に見つめなおすべきなのだが、ヒラメとハエの後出しじゃんけんで無茶苦茶にされている。
 やはり、日本のような「キャリア制度」ではなく、諸外国でやっているようにベテランの弁護士から裁判官を選任すべきだ。

 そうした裁判のずさんさとは別に、刺青の問題もある。見せて威圧したのならともかく、見えないところにあるかどうかなど、質問して調べる意味があるのかと言われてきた。

 おそらく、まず大阪のことだし、あの橋下という人が自分の父親のこともあり、よく廃棄部処理で暴力団関係者が入り込むから、神経質になったことが影響しているのだろうとも指摘されている。

 そんなこととは関係がない者まで質問されたら、失礼だと思う人たちが当然いるだろう。また、そうは言っても、それくらいで何かプライバシー侵害などが具体的にありえるのかという話にもあり、特にないからよいと考える人もいるのだろう。二審の裁判官もそのようだ。

 これが外国だったら、ユダヤ人でナチの強制収容所に入れられていたときに番号の刺青をされている人などは傷つくはずだから具体的な問題に発展するが、日本では暴力団のことばかり気になるというのが現実かもしれない。

 かつて自衛隊の病院では、刺青を切除する手術をよくしていそうで、印象が良くないというだけでなく、刺青をしている人はヤクザになりかかっていた人ばかりだから、「足を洗って」「カタギ」になり自衛隊に入るという意味だったという。
 もっとも、こんなのは昔の話で、今ではそんな人を自衛隊は採用しないし、手術じゃなくてもレーザーで痕跡が残らないよう消せるから、無意味だということだ。

 だから、あまり意味がない質問で不愉快になった人たちがいて問題になったが、その具体性の乏しさに漬け込んだヒラメまたはハエの判事がいたということだろう。

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by ruhiginoue | 2015-10-16 14:53 | 司法 | Comments(0)