井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

夜学を出た担任教師に小中連続で酷い目に遭わされた

 先日死去した金八先生のモデル三上満さんは東京大学卒だった。ドラマでは、金八先生を演じる武田鉄矢が中退した大学を卒業した設定にしていたが。満を「みつる」ではなく「まん」と読んで「みかまんさん」と呼ばれていたそうで、これがドラマでは「きんぱっつぁん」ということになったらしい。
 このように、生徒から親しまれている下町の名物教師が東大出である現実は何も不思議ではないが、ドラマとなると不似合な印象となるのだろう。ドラマだと、東大出はガリ勉とかエリート臭いとかのステロタイプとして描かれることが多いから。
 
 この一方で、働きながら夜学を出たとか昔は不良だったのが立ち直ったとか、苦労人をステロタイプとしてドラマは描きがちだ。「桜中学B組シリーズ」で川谷拓三が演じる貫八先生や、西田敏行主演の映画『学校』などがある。
 これも現実から乖離していることは、「ヤンキー先公」がとんだ食わせもんで「夜回り先生」に批判されていることなどからはっきりしている。

 また自分の体験でも、小学校と中学校と連続して担任教師は夜学を出た人だったが、ほんとうにひどい目に遭わされた。女性と男性、文系と理系、という違いはあるが他は同じだった。これについて同級生も指摘していた。苦労知らずで思いやりに欠ける人がいるけれど、苦労しているから思いやりがある人とは限らない。気持ちに余裕がなかったり、ひねくれたりひがんだりしている人は、むしろ苦労知らずよりタチが悪い。

 そういう根性の問題もあるだろう。あと、田舎から出てきて働きながら夜学を出たという教師は、そうまでするほど学問に関心が強いというのではなく、そうやって教職というエライ立場に就けたといい気になっていたものだ。

 だから、子供がただ学校の勉強をするだけならよいが、学問的関心や知的好奇心というものを持つと憎悪の対象となり、何かと迫害するし、そこで過去の鬱憤を晴らそうと子供を虐めて悦に入る。悪いことをしていないのに生意気だと難癖をつけて執拗に殴り、最初は興奮して憎悪に目を濡らしてしていたけれど、子供が顔を晴らしたり鼻血を出したり、生徒によってはニキビがつぶれて中身が流れ出たりすると、それを見て薄ら笑いを浮かべ、さらに痛さや口惜しさで涙を流したりという状態になると、もう恍惚とした様子だった。

 これらの教師たちは、共通して、しばらくしたら退職している。学校を去っただけでなく、教職を辞めてしまった。そのうち思い通りにならなくなってしまったら、悩んで、どうしようかと考え努力や工夫をするのではなく、行き詰まったのであっさりやめてしまった。もともと安易に職業を選んでいたということだろう。

 こういう現実があるのだから、ドラマみたいなステロタイプは否定しておかないと見誤って大変なことになる。


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Commented by ケーキイーター at 2015-10-29 19:19 x
 「夜学」じゃなくて「嫌学」になっちゃう。
 
Commented at 2015-10-29 19:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 石畳 at 2015-10-29 21:00 x
昔から「貧しさに負けず、刻苦勉励して大成した」といった「立志伝」的な物語に、日本人がナイーブに感動してしまうことに、問題の本質があるのではないだろうか。本物の「苦労人」の多くは、「成り上がっていく」過程で自らの出身階層を裏切り、関わった人々を容赦なく「踏み台」にしていったのが現実ではないのだろうか。それが教師である場合、自らの「苦労」を「神聖化」しているだけに始末が悪い。「一生懸命にやっている」と言えば、暴力も許されると錯覚する。まさに「成り上がり者」の「卑しさ」と言える。「暴君は民衆の中から生まれる」という言葉を思い出した。
Commented by 元世田谷区民 at 2015-11-29 12:04 x
私は世田谷区の保健福祉センターで、障害者を虐める職員に怒って区役所の苦情受け付け係に持って行ったことがあります。
そうしたら、問題の職員Y.Y.という耳たぶの片方がちぎれた男も、大学は夜間でした。
福祉の仕事を選ぶ人の中には弱い者虐めしたいからの不良職員がいますが、福祉の職場には夜学を出た人が結構います。
相関関係があると思います。
Commented by 東松原 at 2017-09-25 14:53 x
私は世田谷区の保健福祉センターでパワハラを受け、こんなことではきっと他にもあるかと調べていました。
このコメント欄の世田谷区の福祉職員で耳たぶ片方ちぎれた夜学を出たと言っている「YY」とは「柳田康男」とみうけられます。
私は病気で手術を繰り返していた一時期に生活保護を受けていました。
そのとき世田谷区の保健福祉センターの柳田康男からパワハラがありました。
保護費の支給日に封筒をちらつかせながら渡さず、侮辱する言葉を浴びせかけてから「ほらよ」と放り投げるように渡したり下に落として拾わせたりしました。
他の職員は先に手渡すのに。
家庭訪問では「手術なんてしないで働け」とか「お前のようなのがいると社会に迷惑がかかる」とか笑いながら言いました。
福祉事務所は治療して良くなったら社会復帰する方針でしたのに柳田康男が妨害と嫌がらせをしました。
それまで福祉事務所が通院する交通費を出してくれてしました。これは規定です。それだのに柳田康男は申請しても事務処理しないで通院の妨害をしました。
世田谷区役所に相談したら、パワハラともかく交通費のことは保健福祉センターに問い合わせすると言いました。それで交通費の申請があったら通院の記録と医療券を照合して確認できるはずなのに、していませんでしたから柳田の上司が謝罪しました。
このこと柳田康男は手術て治ったからいいのだと勘違いして「あんたいつまで生活保護やってんだ」と言ってしまったと上司に釈明したそうです。
そんな人は辞めて欲しいと言ったけど、公務員が公務中のことだから個人責任はなく自治体の責任だそうです。そのかわり実名だして批判しても法律上は問題がないそうです。
ことあるごとに言っています。みんな気をつけてという意味でも。
そういうわけです。お目汚し失礼しました。
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by ruhiginoue | 2015-10-29 00:09 | 社会 | Comments(5)