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by ruhiginoue

チャーリー=シーンのHIV感染

 俳優のチャーリー=シーンがHIV感染していることを公表した。彼は大変な性豪として知られているので、そのことと関係があるようだ。
 ところが、HIVという用語も言われていなかった時代は、そのウイルスに感染することによって罹る病名のエイズと言うだけで、男性の同性愛者の病気だと思われていた。
 
 それで、漫画にもそういうネタがあった。
 前に話したとおり、赤川次郎の小説『セーラー服と機関銃』は、映画化されたさい薬師丸ひろ子の演技が話題になったため、原作にないセリフ「快感」が一人歩きし、のちに別の出演者でテレビドラマ化したさいも、制服姿でマシンガンを撃つ場面でこのセリフを言うようになった。この場面は、漫画などで何度パロディになったかわからないほどだ。
 その一つに、江口寿史の『ストップ!ひばりくん!』がある。父親の組長と敵対する暴力団に殴りこみをかけた主人公は、マシンガンを乱射してから「快感、なんちゃって」と言うのだ。

 このあと、さらに『探偵物語』のパロディにもなる。『セーラー服と機関銃』がヒットしたため、薬師丸ひろ子は再び赤川次郎の小説を映画化した『探偵物語』に主演するが、その宣伝文句にもなったセリフを、薬師丸ひろ子に似せて描いた女の子が出てきて言うのだ。探偵を雇い調査し、女性だと思っていた主人公が実は男性であることに気付くが、その探偵がしくじったさい「ドジな探偵ね」と言うわけだ。
 そのうえで、「ホモはいけないわ。エイズは恐ろしいのですよ」というセリフがあるのだが、これは『少年ジャンプ』掲載と後の単行本化でも同じだったが、かなり後になってから再販された版では「ゲイはいけないわ、ゲイは」と、吹き出しの中の写植が変えられている。

 これは、エイズが同性愛者だけの病気ではないことが明らかになったり、薬害による感染者が大問題になったり、ということに加えて、同性愛者を指す言葉は「ゲイ」が一般的となり、その前まで一般だった「ホモ」は偏見が含まれているので差別用語とみなされるようになったから、ということらしい。(この続きは次回に)


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by ruhiginoue | 2015-12-06 17:34 | 芸能 | Comments(0)