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by ruhiginoue

NHKと弁護士会は同じ

 NHKと弁護士会は同じだ。どちらも、実態は国や役所の下請けなのに、独立して距離をおいているから公正であるという嘘を標榜している。
 また、公正さを確保し自律するために外部の意見を受け付けているとしながら、実際にはそのふりをしているだけだ。それを本当にやる気があるなら、すべて一般公開したうえで、賛同や希望が多いものを公開で審議したうえ、結論を発表するべきだろう。

 ところが、NHKはご意見を伺いましたというだけで終わり。視聴者との懇談会があってもNHKが自らに好都合な話をする人ばかり選んでいる。こうした恣意的な人選によって「シャンシャン総会」という結果になる。アリバイ作り以外に意味がない。

 これとおなじように、弁護士会も不祥事を起こした会員を懲戒請求しても、平気で握りつぶしたり、侮辱的な文書を送付したりで、これを一切公開しないから、その不正が隠ぺいされる。不正をしないようにするなら、プライバシーに関わるなどで請求者が希望しない場合以外は請求内容を公開し、これに対する会員弁護士の抗弁も併せて公開し、そのうえで審議するべきだ。
 ところが、一切秘密にし、たまに金がらみなど単純な不祥事で懲戒されると、それだけを機関誌に掲載するから、それまでに握りつぶした不正は隠匿される。


 これが問題にされると、昔から、国が直接監督下に置くよりマシだという開き直りをすることも、NHKと弁護士会は共通している。普段は国の言いなりになって市民を迫害しておいて、それを批判されたら、権力はもっとひどいことをすると言い出す。
 そもそも、権力から自由になり自律するというなら、市民から監査されなければ意味がない。ところが、市民に対しては御高くとまって上から目線で威張り散らし、権力には弱く、へつらってばかりいる。
 
 これでは、いっそのこと国の機関となり、権力の一部として他の役所と同様に監査を受け、報道の自由とか弁護士の自治とかいう隠れ蓑をなくしたほうが、今よりはまだましだろう。


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by ruhiginoue | 2015-12-20 17:36 | 司法