コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

増山麗奈を候補にする社民党の度し難さ

 東京都知事選挙のさいに、増山麗奈さんは東京に住んでいないのに都知事選挙に口出しするべきではないと書いたが、これが最近になってアクセスが増加していて、どうしてかと思ったら、その増山麗奈が来年夏の参議院選挙の社民党の東京候補と決まったということだった。

 どうして都知事選挙に口出しが問題かというと、まず増山麗奈は原発事故で関東地方も汚染が心配だからと言ってサッサと逃げ出し、そのさい仕事や健康など事情から逃げられない人を見下すような発言をした。
 そうしておいて、都民の生活に関わる都知事選挙で、その政策は自分にはもう無関係という態度を増山麗奈はとった。いっぽう社民党は、脱原発を唱える候補者のうち弱者の政策に熱心だからと宇都宮候補を支持した。細川候補は小泉もと総理が応援していて、その影響か新自由主義的な政策だった。

 すると増山麗奈は、宇都宮候補を「支持者の集会は赤旗で真っ赤に染まっている」という桜井市長の演説や「世に倦む日々」に共鳴し、自信のSNSに引用した。そのうえ、小泉総理がイラク戦争を支持したことも許すと書いた。

 また、増山麗奈は、それまで左派のメディアにばかり出ていたが、これからはもっと商業的な大手のメディアにもと色目を使うようになり、「週刊文春」や「週刊新潮」といった権力にこび弱いもの虐めする雑誌にまで出たいと言い出した。両誌とも原発に賛成して自民党に賛成して戦争に賛成して身障者を邪魔者扱いして人権を否定して社民党と共産党を攻撃してきたことは、超有名である。

 そして、都知事選挙の結果、宇都宮候補のほうが細川候補より得票が多かった件で、勝てそうな候補を応援しただけで予想が外れたと増山麗奈は弁解した。だが、この弁解が虚偽であることは、選挙期間中に社民党らが支持する候補への中傷行為や変節発言から明らかである。
 ようするに、増山麗奈は東京から自分の家族だけで逃げ出し、仕事の基盤だった東京の拠点を失い、ちょうど子供が入学して金が要り、メディア対応で変節したあげく選挙に出るというのだから、露骨というか典型的な図式である。

 この人選に批判が巻き起こると、社民党は公式ツイートで「戦前は共産党、戦後は社会党の結党に参加した増山直太朗の孫が、『増山麗奈』さんです。増山さんは祖父の思いを受け継ぎ、『戦争しない国』『誰も一人にしない社会』をと立候補の決意をしました」と説明。
 この、これまでの候補者の言動と、立候補の決意との、壮絶な食い違いにも呆れるが、それを血統を持ち出して正当化したことには、やはりすでに批難ごうごうである。
  
 作品ではなく政治で目立とうとして時には権力にもすりよる売れない絵描きを、まず共産党が「いわさきちひろ先生と松本善明先生のお孫さんでいらっしゃるから」と持ち上げ、続いて社民党も、ということだ。

 これでは自民党のことを言えないだろう。


人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
Commented at 2015-12-19 05:18 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by ruhiginoue | 2015-12-18 19:05 | 政治 | Comments(1)