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by ruhiginoue

スタップ細胞の理論は正しかったのか

 デタラメのレッテルを貼られていたスタップ細胞だが、海外では実験に成功して正しかったのではないかという未確認情報がある。
 これは、アメリカの研究チームがスタップ細胞再現実験に成功し、小保方研究員は失敗していたけれど、しかし他ではできたというなら小保方理論は正しかったということになるわけだ。
 
 この真偽は別にして、そもそもスタップ細胞の騒動は、誰かを生贄のようにして叩きたいというサディスティックな願望が先行し、若いからなのか女性だからなのか、理研よりも一人に集中砲火となっていたことで違和感を覚えたという人も少なくなかった。

 それに、科学の歴史を見ると、口から出まかせみたいな話だが正しかったとか、実際に口から出まかせだが正しかったということは珍しくない。
 
 大陸移動説なんて、古い地図を捨てようとして丸めたら大陸の形がやけにピッタリだというだけのことから、きっと一つの大陸が分裂したのだと口から出まかせ言って嘲笑されたが、のちに大陸が移動する仕組みが解明されたのであり得ることだとされ、そのうえ化石の分布から実際にそうだということになった。
 
 遺伝学の父と呼ばれたメンデルは、最初に遺伝の法則を説いたものの注目されず、こんなに優れた研究があったのかと後から感動されたが、実は実験で裏付けたというのは嘘で、口から出まかせをもっともらしくみせるために捏造した実験結果を付け加えていたと言われる。しかし、とにかく結論は正しかったのだ。
 
 というように具体例をあげたらきりがない。逆に野口英世のように、偉人伝に描かれているとおり寝る間も惜しんで努力して間違えだらけだった人もいる。

 だいたい、努力より一瞬のひらめきで決まるのが現実だ。ただ、これを学校で言うわけにはいかないということだ。


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by ruhiginoue | 2015-12-30 17:30 | 学術