麺で思い出した下品な親と下品な息子
2016年 01月 01日
年末年始は長寿を願い長い麺を食べる習慣があるけれど、それで思い出した教訓がある。
高校のころ、文化祭で教師が規制ばかりしているから、生徒会と実行委員会で緩和を働きかけ、ある程度の成果があった。ところが、その後ある親がPTA会報に難癖を書いた。こんなことではダメだということだった。その文句の矛先の一つが、一部の生徒たちが企画して盛り上がった催しであった。それは、よく関西のテレビで製作され全国にも放送されている、大学生の「合コン」をスタジオでやる番組を、模倣した企画だった。
こんな風紀を乱すことを高校の文化祭でやってはいけないということで、これをうけて校長先生も同調する発言を全校集会での中でしたのだった。
これに、生徒会と文化祭実行委員会としては納得できかなった。そういう催しは一部であるし、何か問題が起きたわけでもない。なんでもいいからケチをつけて縛りたいだけではないか。
だから、こんな決めつけの非難はないだろうと、生徒会の全校集会で話した。このとき自分は生徒会の役員として文化祭の担当だったから、実行委員会と一緒に規制緩和の交渉をしていた。けっこう苦労した。その結果問題はなかったし、みんな楽しかったはずだと。
そこへ、大声でヤジを飛ばして遮る男子生徒がいた。そんなことは知らねえとか、うるせえとか、てめえ生意気だとか、むちゃくちゃな罵声だった。それでも、関心のない者だったら、そう言いたくなることもあるだろうが、そいつは、その問題の催して大喜びしていた一人で、しかも、彼が最もはしゃいでいた。
なのにどうしてなのか。それに、その時のそいつの口調といい態度といい顔の表情といい、生理的に嫌悪感を抱いてしまう野卑さだった。
のちに、そいつと自宅が近い同級生に言われた。あいつは親がそうだから、バカで下品なのだと。
そいつの親は小さい立ち食いソバ屋を経営しているが、繁盛していない。汚い店で、ろくに掃除してないから床にいろいろなものが落ちていて、ゴキブリも這う。つゆは業務用の缶に入ったもの、麺はビニール袋入りのソバとウドン。おいしくないことはもちろん、その店主つまりあいつの親父は、注文を受けると客の目の前で、麺の入ったビニール袋をいつも自分の犬歯でかじって破るから、不衛生なことおびただしい。
近所の人はみんな実態を知っていて、行かない。知らずに行った人は、唖然としてしまい二度と行かない。一見の客で、時計を見るふりをし、時間がないからやっぱりいいとか言って逃げ出す人もいる。
そういうところの、そういう親父の息子だということだ。そんなところで育ったから、彼は自分が受益者であっても、なぜそうなのかなんてまるで理解できるはずなく、がんばった人の邪魔をするし、それがとても下品ということだ。
そして、そういう類の人が社会には一定以上いるから、要注意ということになる。
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高校のころ、文化祭で教師が規制ばかりしているから、生徒会と実行委員会で緩和を働きかけ、ある程度の成果があった。ところが、その後ある親がPTA会報に難癖を書いた。こんなことではダメだということだった。その文句の矛先の一つが、一部の生徒たちが企画して盛り上がった催しであった。それは、よく関西のテレビで製作され全国にも放送されている、大学生の「合コン」をスタジオでやる番組を、模倣した企画だった。
こんな風紀を乱すことを高校の文化祭でやってはいけないということで、これをうけて校長先生も同調する発言を全校集会での中でしたのだった。
これに、生徒会と文化祭実行委員会としては納得できかなった。そういう催しは一部であるし、何か問題が起きたわけでもない。なんでもいいからケチをつけて縛りたいだけではないか。
だから、こんな決めつけの非難はないだろうと、生徒会の全校集会で話した。このとき自分は生徒会の役員として文化祭の担当だったから、実行委員会と一緒に規制緩和の交渉をしていた。けっこう苦労した。その結果問題はなかったし、みんな楽しかったはずだと。
そこへ、大声でヤジを飛ばして遮る男子生徒がいた。そんなことは知らねえとか、うるせえとか、てめえ生意気だとか、むちゃくちゃな罵声だった。それでも、関心のない者だったら、そう言いたくなることもあるだろうが、そいつは、その問題の催して大喜びしていた一人で、しかも、彼が最もはしゃいでいた。
なのにどうしてなのか。それに、その時のそいつの口調といい態度といい顔の表情といい、生理的に嫌悪感を抱いてしまう野卑さだった。
のちに、そいつと自宅が近い同級生に言われた。あいつは親がそうだから、バカで下品なのだと。
そいつの親は小さい立ち食いソバ屋を経営しているが、繁盛していない。汚い店で、ろくに掃除してないから床にいろいろなものが落ちていて、ゴキブリも這う。つゆは業務用の缶に入ったもの、麺はビニール袋入りのソバとウドン。おいしくないことはもちろん、その店主つまりあいつの親父は、注文を受けると客の目の前で、麺の入ったビニール袋をいつも自分の犬歯でかじって破るから、不衛生なことおびただしい。
近所の人はみんな実態を知っていて、行かない。知らずに行った人は、唖然としてしまい二度と行かない。一見の客で、時計を見るふりをし、時間がないからやっぱりいいとか言って逃げ出す人もいる。
そういうところの、そういう親父の息子だということだ。そんなところで育ったから、彼は自分が受益者であっても、なぜそうなのかなんてまるで理解できるはずなく、がんばった人の邪魔をするし、それがとても下品ということだ。
そして、そういう類の人が社会には一定以上いるから、要注意ということになる。
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by ruhiginoue
| 2016-01-01 01:01
| 雑感