コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

ワープロでの作文

 本多勝一著でもっとも売れている『日本語の作文技術』について、ワープロについて加筆した版を出すつもりはあるかという質問に、あくまで作文の技術について述べているから、道具について補筆することは考えていないというのが著者の回答だった。

 この『日本の作文技術』では、筆記具について余談として言及している部分ならある。万年筆で書くと大量の文字でも疲れにくいということ、金をペン先に使い滑らかにしているならいいが、キャップなど無意味なところに使い豪華にしている無駄に高額なものはやめたほうがいいということ、今まで使ったなかではモンブランよりもペリカンがよく、パーカーは幅を利かせているが「パーカー買うのはバーカー」といわれるように、かつては劣悪で、次第に良くなったという評価もあること、などだ。

 これと同じようにワープロについて語るとしても、パソコンの機種と使用する文書作成ソフトと、日進月歩の技術については、本に書いて語る意味がないだろうし、せいぜい、よくネット上でも言われているように、いろいろな意見はあるが、その違いにも関わらずだいたいの人たちが「ソニーのはダメだ」と言っていることが、「パーカー買うのはバーカー」と同じようなことくらいだろう。

 あと、機能とは無関係の部分で高額ではないかと思うのが、松本零士がデザインした万年筆で、SFの小道具みたいで楽しい外見だが、よい材質を使っているから品質は良いとしても、五万円というのが相応かということだ。
 そして、今では五万円も出せば新型のノートパソコンを買っておつりがくる。もちろんノートパソコンは買っても買ってもどんどん古くなるが、万年筆はほとんど一生ものだ。
 しかし疲れないことが利点の万年筆なのに、手書きするのは署名の他は手紙と葉書と署名くらいになってしまった。おそらくもっとも有益なのは、黒板をノートに書き写すことだろう。

 あと、書くこと自体とは関係がないが、立花隆著『知のソフトウエア』で、ワープロについて、便利なものが出来たとし、読み返すときは画面だと誤りなどに気づかないから必ず印刷してから読み返すようにするべきだと指摘していた。
 これは、そのとおりな気がする。これくらいではないか、ワープロでの作文について述べるとしたら。  


人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
Commented by ケーキイーター at 2016-02-11 14:27 x
 字の上手な人がうらやましいな。特に筆書きが綺麗だといいな。
 「綺麗」て字もワープロだと楽に出るね。
Commented by ruhiginoue at 2016-02-11 22:04
「薔薇」とかも。
by ruhiginoue | 2016-02-09 17:36 | 雑感 | Comments(2)