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by ruhiginoue

トランプ大統領ダメなのはシュワルツェネッガー知事が先例

 アメリカの大統領選挙でトランプを支持する人は、彼が差別的発言をするなど品性に難があるとしても、彼は億万長者だから自己資金で選挙に出ているのでスポンサーにおもねることがないからだと言う。

 そう言いたくなる人たちがいることは、よくわかる。これまでどんなに良識を持った人が大統領になっても、莫大な選挙資金を出してくれるスポンサーに操られてしまっていたからだ。
 今のオバマ大統領にしてもそうだ。まだ何もしていないのに期待をさせてくれたからとノーベル平和賞を受けたけれど、それを見事に裏切ってくれた。

 前に小沢一郎が「担ぐ神輿は軽くてバカが良い」と言っていて、これは自民党にいたころの海部総理大臣のことがあったのではないかと思われるが、そうではなくてもしょせんは担がれている神輿ということで、思い出すのは映画『仁義なき戦い』の「アンタは最初からワシらが担いでいる神輿じゃないの」「アンタがおとなしくしているならワシらも黙って担ぐがの」「神輿が勝手に歩けるいうなら歩いてみ」のセリフを思い出す。

 だから、TPPなど多国籍企業によって国が食い物にされることなど候補者が反対していても、それで国民に支持されて当選したところで、大企業に資金を頼っていては反対を貫けない。
 しかしトランプ候補は億万長者なので、彼もTPPには反対だと言っているけれど他の候補者よりは実行できるのではないかと思い、だとしたら他に問題があっても仕方ないというかまだマシではないかということになるわけだ。

 しかし、映画スターだから自己資金で選挙に当選したアーノルド シュワルツェネッガーがカリフォルニア州知事になってどうだったか。共和党の失政を民主党のせいにして、それを派手な宣伝で有権者を騙すなど、あくどいことばかりしていた。
 
 そもそも、大金持ちがその資力を用いて世のため人のために活躍するなんて、『サンダーバード』や『バットマン』などSFの世界である。シュワルツェネッガー主演のSF映画『ターミネーター2』のセリフを借りれば、彼は退任後は映画にまた出ているが、活劇なら「アイル ビー バック」でよいけれど政治は「アスタラ ビスタ ベイビー」である。

 結局、問題なのは金のかかる選挙で、そんな制度の国は民主主義ではないということだ。

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by ruhiginoue | 2016-03-22 17:27 | 国際 | Comments(0)