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by ruhiginoue

政治に宗教が侵入する危険

 今、「日本会議」で話題となっているその母体ともいうべき宗教「生長の家」だが、國學院大學の入学式のとき正門前で機関誌を新入生に配布していたのを思い出した。
 その学生サークルが任意でやっていることだったが、大学には仏教やキリスト教のサークルもあるけれど大学としては神道でないと非公認だから、生長の家は大学当局の特別扱いで活動していた。
 
 ところで生長の家の教祖である谷口雅春を、右翼活動家の赤尾敏は著書で批判していた。信者は病気が治るとか現世利益の追求だし、講演では「信者なら原爆が落ちても大丈夫」などと非現実的な話をしていたし、疑問を感じたということだった。

 また、学生時代に親しくしていた歯学生が、生長の家から勝手に分離した団体「白光」に熱心で、よくみかける「世界人類が平和でありますように」を信奉していた。
 後に「幸福の科学」の大川隆法という教祖はイタコ芸で勝手に谷口雅春の霊媒として、分派のようなことをした五井昌久という人は地獄に堕ちていると言っていたそうだ。
 まったく新興宗教というのは何でもありということだ。

 それでいて、政治的な話は多様性がなくて紋切り型ばかりである。
 國學院大學の神道文化学部は最近流行りのキラキラネーム学部の影響によるものみたいだが、もともとは文学部の中に神道学科があった。
 ここでは復古主義を説いて戦後の価値観に敵意を抱きながら話に具体性が乏しい傾向だった。その影響か、日本会議の主張もこじ付けの改憲論に終始し、まるで「郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、みんな憲法のせいなのよ」という調子である。

 しかし、先日「巫女さんのくせに」と女性に差別発言した男がいて問題になったが、國學院大學を出て神社で巫女をしていたが今では市議会議員という知り合いがいて、大学では同じ先生についていたのだが、大学では異端なその先生の影響なのか政治的な発想は進歩的とか左派で、日本共産党に所属している。そんな人もいる。
 だから、宗教の学校を出て宗教家になりかけたけど今では共産党の政治家ということだから「スターリンと同じですね」と言ったら彼女はムッとしていた。

 だいたいスターリン主義というのは宗教家になりかけていたスターリンがキリスト教の異端査問や魔女狩りの発想を共産主義の組織論に持ち込んだことが原因だから、宗教が政治に介入すると危ないのだ。
 それをいったらすでに公明党が政権に入っているが、防衛医大の医師に創価学会員がいて、集会に来たら楽しいよと言われ、なぜなら「山本リンダがくるよ」には参った思い出がある。

 しかし、この調子ではロバートAハインラインの『動乱2100』である。宗教が政治に紛れ込まれては危ない。



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Commented at 2016-04-05 04:50 x
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by ruhiginoue | 2016-04-03 17:31 | 社会 | Comments(1)