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by ruhiginoue

ここ20年で堕落した朝日新聞

 かつてTBSの岡庭昇ディレクターも指摘したとおり、アメリカはベトナム戦争で懲りてからというもの戦争報道に対策を講じ、イラクとの戦争から日本でいう「記者クラブ」の制度を構築した。そして戦争を批判する報道は出来なくし、戦争を正当化する情報の垂れ流しばかり、という状態にしたのだった。

 それから20年ほど経過したところ、そんな記者クラブ報道をしてきた朝日新聞のWEBRONZAで、もと朝日新聞の元記者が「中東取材20年」という連載をして、まさに中東におけるNATO軍記者クラブのプロパガンダを始めた。
 この記者は事実と違うことも平気で書き、ネット上で指摘されてもダンマリを決め込む。まさに「中東不在20年」を体現している。他にもアメリカの御用雑誌に記事を書いていてその内容はNATOの番犬の一匹と言うべきだ。

 かつて岡庭ディレクターの指摘は、朝日文庫の本多勝一著作集でも紹介されていたが、今の朝日新聞はすっかり変わり果て、ひどい堕落した戦争翼賛情報の垂れ流しの中心になっている。

 そして、ここ20年で堕ちた朝日新聞は、またシリア情勢の特集をして、これを朝日新聞の記者たちは読んでくれとツイートしているが、相変わらずの記者クラブ垂れ流し翼賛報道をおさらいしただけで、もう虚報というべき状態である。
 これだから、安保法制の問題でもお粗末な報道しかできなかったということで納得させられる。

 拙書『朝日新聞の逆襲』について、右派からの批判はデタラメという指摘は痛快だったが、しかし朝日が権力に取り込まれているという指摘については厳しすぎるという意見も寄せられていて、どんなものかと考えていたが、今の紙面からむしろ自信がついた。これは決して皮肉ではなく本当のところだ。
 

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by ruhiginoue | 2016-04-11 18:01 | 社会 | Comments(0)