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by ruhiginoue

日本人は国民皆保険制度で不幸になった

 TPPの問題で、ほんとうは反対したいところなのだが、日本の農業と国民皆保険制度が崩壊するなら皮肉ではなく賛成であるということを、前回は農業について述べた。
 つづいて国民皆保険制度について。

 かつて手塚治虫も指摘していたように、医学があるから不自然なことになる。そこから人口の増えすぎや資源の使い過ぎと枯渇で戦争や環境破壊に発展する。特に日本は人口の増えすぎで国土膨張を志向して侵略戦争に突き進んだ歴史をもつ。

 だから医学の全否定を説く本もあるが、それが極論だとしても、医療制度の実態は命を救うより奪うほうが主になっているので、否定してしまったほうがよほど人道的である。厚生族が業界とつるんで人命をもてあそび貧困に陥れ、これを一部の者たちが利益にして贅沢三昧である。
 これを支えているのが国民皆保険制度であるから、そんなもの崩壊して国民の多くが医療と縁遠くなったほうが、まだ命が助かるというものだ。

 そもそも、むしろ全否定したほうがよいくらいの農業と同様に、医療が必要不可欠だと信じ込まされているから、その強迫観念によって、とうていまともではない今の制度がありがたいものだと錯覚させられてしまうのだ。

 この現実に認識が甘いから、「瑞穂の国」や「国民皆保険制度」とかいう幻想を「守れ」と言う人が少なくないのだ。

 そして前回も問題にした佐高信のように、自他ともに認める左翼が、田中総理大臣のような土建屋はダーティで小泉総理大臣のような厚生族はクリーンだと言ってしまうのだ。
 他にも、三木総理はクリーンでハト派だと言っていたが、彼はただ「田中角栄くん驕るなかれ」と言ったり、暴力団系右翼から「容共」と非難され襲われ、ちょうど野坂昭如に殴られた大島渚のように眼鏡が飛ぶ様子がテレビに映ったり、という程度のことだった。
 また三木および弟子の海部文相のちに総理こそ教育の復古調政策に熱心で、ここから反動化が特に進んだということは、音楽家の高橋悠治も著書で『君が代』に反対を表明するさいに指摘していたが、その認識が日教組崩れ元高校教師の佐高信には欠如しているようだ。

 これでは、厚生族を「クリーン」と言っても無理はない。これが評論家としてマスコミで売れていて、しかも左翼だと思われている。自民党が安泰なわけだ。 




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Commented at 2016-05-23 04:12 x
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by ruhiginoue | 2016-05-22 12:20 | 経済 | Comments(1)