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by ruhiginoue

猪瀬知事の発言でトルコに投資して損した人たち

 猪瀬前都知事は、オリンピック誘致の買収疑惑について「都民が力を合わせて勝ち取った」と言っているようだが、本気でそう思っているとしたら奇妙だ。あまりにも猪瀬前都知事の発言は空々しい。

 そもそも、オリンピックの開催地が東京と決まった時、みんな不可解に思ったのは猪瀬知事のためだった。猪瀬知事が東京に決まってほしいと言うさい、有力候補地だったトルコについて侮辱的な発言をし、国際的な問題になっていたからだ。開催地の立候補をしたのだから売り込むことを言うならいいが、他の候補地をこき下ろすことはしないようにするものだからだ。

 それで、東京の都知事がそのような違反をしたので国際的に評価が悪くなってしまい、開催地は東京ではなくトルコに決まるだろうと言われていた。
 この時、証券会社などのアナリストも、これでオリンピック開催はトルコに決まるだろうから、投資するならオリンピック開催にからんで開発が進むトルコの債権が良いと推奨していた。
 
 ところが、この予想が外れてしまい、トルコに投資した人たちは損してしまった。それでも、損した投機家たちは勧められたことを怒らなかった。猪瀬発言でトルコだと自分でも思ったからだ。それ以前から原発事故の心配もあった。だから、それなのに東京と決まった時は不可解だったのだ。

 これで猪瀬知事はホッとしたはずだ。東京が落選したら、他にも原因があったとしても、都知事の発言が響いたということで責任を問われて進退問題にも発展しそうだったからだ。
 ところが政治資金問題が発覚して猪瀬知事は辞任に追い込まれた。どっちにしてもダメだったということだから笑ってしまうが、おかげで都知事選挙のやり直しとなり、また都政の停滞と税金の無駄遣いであったから、笑ってばかりもいられない。
 
 そうしたら、なんで東京なのかと思っていたら賄賂だったということだ。なーんだ、そういうことか。なにが「都民が力を合わせて勝ち取った」だ。と呆れていない人はいないだろう。
 
 都知事は税金で飲み食いする。オリンピックとパラリンピックの開催は賄賂で買収する。そうしておいて、これは前にも言ったが障害者の予算は減らされているのだ。
 座頭市の口癖は「嫌な渡世だな」だったが、今だったら「嫌な都政だな」と言うだろう。


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by ruhiginoue | 2016-05-26 17:07 | 経済 | Comments(0)