コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

「よろしくお願いしますよ、美濃部さん・・・今は鈴木さんか」

 『太陽を盗んだ男』で、原子爆弾が完成すると、ちょうどラジオからボブマーレイの「ゲットアップ スタンド アップ」が流れ、これに合わせてガイガーカウンターをマイクに唄う真似をする沢田研二。
 この場面をマーチン スコセッシは絶賛していた。この映画の監督である長谷川和彦も認めていたが、『太陽を盗んだ男』はマーチン スコセッシ監督の『タクシードライバー』の影響を受けていることがわかる。

 そして、沢田研二は俳優もやるが本業は歌手であり、歌が次々とヒットチャートの上位に入る日本の歌手としてはトップスターだ、と長谷川和彦に言われて、マーチンス コセッシは驚き、「彼は歌手なのか。信じられない。素晴らしい俳優だ」と言った。
 この話にツイートで触れたら、これを知らなかった沢田研二ファンが何人も反応してきたのだった。

 さて『太陽を盗んだ男』では、『タクシードライバー』のロバート デ ニーロとは違い拳銃を買うことができない日本であるから、警官から奪う。警官は拳銃を持っているため逆に危ないことがあり、拳銃を奪われ殺された警官が複数いる。変装した沢田研二は道に迷ったように装い交番を訪ねる。道を訊くふりというのも実際の事件にあった。ただ、催眠スプレーを使い、『野獣死すべし』の松田優作とは違って殺傷はしないが。

 ここで、同監督の前作の主演・水谷豊が交番の警察官に扮している。彼は『相棒』や『熱中時代刑事編』など警官役はよく演じるが、前作『青春の殺人者』のように狂気の役もよく演じた。『東京湾炎上』では船員の役だったが台本を読んだらこっちのほうが面白いので変えてくれと頼みテロリストの役を演じていた。
 しかし『太陽を盗んだ男』では『熱中時代』のような人の好い役だ。それで拳銃を奪われる。

f0133526_20481852.jpg


 この警官は交番に蚊が入って来てウザがり、都心なのに周囲は蚊が多くて、なぜなら「未だにドブ川ばっかり」「よろしくお願いしますよ美濃部さん…今は鈴木さんか」と言う。
 この、美濃部から鈴木にかけて次第に改善してきたのだが、今となっては、この功罪ある両都知事までが、まともだったかと感じてしまう。それくらい、後の都知事が話にならないからだ。

 ところで、森進一は、よく中曽根康弘の応援に群馬まで行っていた。リクルート疑獄事件で渦中の時までも、だったはず。ナベプロと揉めてバーニングの周防も怒らせて芸能界を干されそうになったとき助けられた恩義があったかららしい。あと川内康範にもその時に救われた森進一だが、「おふくろさん」で川内を怒らせてしまった。
 もう中曽根は小泉に追われたし、川内も亡い。だから鳥越の応援ということなのだろうか。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-07-24 20:48 | 政治 | Comments(0)