井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

宇都宮はサンダースになってはいけない

 アメリカの大統領選挙で、民主党の候補者に選ばれなかったサンダースがクリントンを支持したことを評価する人が日本にいるけれど、アメリカの支持者にはサンダースは裏切り者だと言って落胆する者たちがいる。だから、どう考えてもサンダース支持者らの大多数がクリントンに投票するとは思えないと指摘されている。

 これは当然のことで、サンダースを支持しているのであって民主党でとはないという人がいるからだ。これと同様に、共和党員として小さな政府を志向するリバタリアンだからこそ軍縮を主張するロン ポールを支持している人にも、それゆえ共和党を支持していない人が多い。
 
 そして日本でも、宇都宮支持だからといって野党支持とは限らない。なのに、大金をかけてカラーチラシを都内に配布までしていた宇都宮氏が涙を呑んで立候補をとりやめただけでも感謝するべき人たちが、それだけでは不十分だから「サンダースを見習え」と言って鳥越候補の応援をしろと言っているのだから、ふざけるなとしか言いようがない。

 そういう人たちの中には民進党の議員もいるが、そもそも民進党は鳥越を当選させる気など全くない。特に都議会では完全に第二自民党であり、しばしば自民党より右寄りの言動までしている。やる気が無いのだから、蓮舫が立候補したがらなかったのも当然だ。それなら前と同様に国会議員に立候補する。

 おそらく、落選確実の鳥越だが、宇都宮が応援していたら、「宇都宮が応援したから落選した」と、宇都宮が応援しなかったら「宇都宮が応援しなかったから落選した」と、どちらであっても責任転嫁するだろうし、また「共産党なんかと一緒に選挙をしたから保守票が逃げた」とも言われるだろう。これは参院選と同様また言う人たちが民進党とその支持者を中心にして湧いて出るだろう。

 あと、週刊誌を訴えた件では、その代理人があの弘中弁護士ということだから、宇都宮弁護士としては距離をおきたいのだろう。自分が宇都宮氏の立場だったら、やはりそうする。

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Commented by L at 2016-08-01 16:26 x
 こんにちは。早速、宇都宮が~と吹き上がっている御仁が多数ですね。鳥越というタマが悪く民進に勝つ気がないのですから馬鹿げた話です。前回の都知事選分析で、一本化したとしても単純に足し算にはならなかったろうという見立てがありましたが、鳥越の得票率は宇都宮さんや細川単独と変わらない20%ですから、大した野党共闘です。ここまで無残とは思いませんでした。しかし、細川を推し、鳥越を推した人たちに反省は見られません。
 宇都宮さんに応援してほしいなら、鳥越陣営は真摯な対応をすべきでしたし、もっと言えば、告示前の両者の会談の時に政策を丸呑みの上、土下座して応援を頼み込めばよかったのです。そうすれば、OKしたでしょうし、週刊誌ネタの出た後でも行きがかりで応援を続けていたかもしれません。まあ、岡田でさえ最終盤まで応援に入らなかったのですから、外様にした方に文句を言うのは間違っています。
Commented by ruhiginoue at 2016-08-02 08:53
 ここで、野党共闘にこだわってしまった共産党と社民党も対応もよくなったでしょう。
 志位委員長が記者会見で発言したように、沖縄では先ず米軍基地問題があるので、この一点で一致したら他は違っても手を組む大義かあるけど、全国になると複数の懸案があるので同じようにはならないと指摘し、その後に安保法制の件があり、立憲主義の否定に反対するのに護憲も改憲もないと共闘を呼び掛けて実現し、一定の成果があったわけです。
 これに対し、都政では野党が共闘する大義がありません。石原都知事の当時なら、老害慎太郎をやめさせるという大義があったけど、今は都民の生活について様々な政策が重要なのだから、なのに国政レベルでの共闘のためと、都民不在になってしまった。これは宇都宮氏が指摘しているとおりです。
ところが共産と社民党にはその自覚が乏しく、特に共産党の方の小池は、敗けても共闘できたことに意義があると、あいかわらず感覚が都民からズレていて、みんな呆れていますね。
Commented by at 2016-08-02 10:05 x
 宇都宮さんの前々回選挙の教訓が地に足の着いた都政の課題についてもっと語るべきだったというものでした。で、前回の選挙で細川ー小泉は宇都宮さんが失敗と判断した脱原発ばかりを言って全然伸びず、地べたのテーマを泥臭く語った宇都宮さんは支持者が分裂したにもかかわらず、新たな支持者を開拓して得票率を伸ばしました。
 今回、野党共闘の推した鳥越は改憲や原発など国政に関心があったのですが、民進をはじめとする選対は「それじゃあ受けないからもっと都政の課題を言いましょうという」方向の誘導ではなく、終盤にかけてむしろ改憲や原発など国政のテーマについて主張したようです。鳥越自身が都政に関心と知識がないこともあったのでしょうが。
 その結果、野党支持者以外からは票を票を集めることのできないはなはだ党派色の強い選挙にしたわけです。野党支持者からも票を一定捥ぎ取った小池とは逆パターンで負けたと。
 うまく立ち回れば自民系の舛添で失敗したからという批判票を前回舛添に投票した人も含め広く集めて鳥越が勝つ道もなくはありませんでしたが、民進は野党支持者へ自爆テロって負けたと。
 鳥越というタマは悪いですが、きちんと振り付けをして小池並みにドブ板を踏んで歩けばいい勝負に出来たでしょうが、細川のような老人が細川のようなことを言って細川並みにしか動かなければ細川程度の得票率になるのは不思議じゃないですね。民進自体は連合東京が乗らなければ、組織票・固定票なんてないですし。
 小池晃にも反省がないっぽいというのは期待外れです。毎日の岸井は「安倍は過去の様々な政治判断と結果を棋士が棋譜・定石を学ぶように徹底的に研究している」と言ってましたが、小池は何を見てきたのでしょうかね。
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by ruhiginoue | 2016-07-30 15:03 | 政治 | Comments(3)