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by ruhiginoue

日本の伝統文化である弱い者いじめ

 生活保護が188億円の削減だが、ばらまき経済対策28兆円のたった0.067%であり、海外には52兆円ばらまいている。桁違いのバラマキをしておいて生活保護を削るのは何故か。
 それは支持率が上がるから。弱い者いじめが好きな奴が日本という国には多い。国民性だ。

 アメリカ人の国民性は戦争好き。映画『パットン大戦車軍団』の冒頭で、実在のパットン将軍は星条旗を背景に演説し、「アメリカ人は伝統的に戦いを好む」と言う。
 また、カーター元大統領は言った。「アメリカ人の困ったところは、戦争も辞さないと言う政治家に人気がでること。だから落ち目の大統領の手っ取り早い支持率回復方法は戦争」

 これが日本の場合は、日本人は伝統的に弱いものいじめを好み、弱い者いじめをする政治家に人気が出る。だから生活保護とか学費補助とか弱者に配慮する予算を削減することで支持率が上昇する。

 これには宗教が影響している。神道にもあるが、特に仏教だ。日本で障害者差別がひどいのは仏教が大きく影響している。障害者や病人は前世で悪いことをしたからその罰を受けて苦しむために生まれてきたのだからどんどん苦しめてやるべきなんだと言うふうにクソ坊主どもが何百年も説教し続けてきたから、その影響は現代まで続いている。こんなのは仏教本来の教義ではなく、一部の宗派は反省と謝罪の意を表明したことがあるけど、長年にわたる影響はそう簡単になくならない。

 これでは、障害者の施設を襲撃する者もいて当然だし、政界入りしそこなった人について「五体不満足」なのは前世でよほど悪いことをしたのだと言う信心深い人たちがいる。顔面のアザに悩む高校生を主人公にした筒井康隆の短編小説に、主人公が通学で電車に乗っているとき、小さい子供が無邪気な感覚で、あのお兄ちゃんはなんであんな顔をしているのかと言ってしまい、それを母親は失礼だから止めなさいと叱るのではなく「罰」だと教える場面があるけれど、これが普通のことだ。

 これが政治にも反映しているし、野党が共闘しても勝てないどころか野党の中でも差別は横行していて、だから差別に苦しむ人たちの多くが期待も応援もしないのだ。


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Commented at 2016-08-03 07:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by ruhiginoue | 2016-08-02 16:12 | 社会 | Comments(1)