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by ruhiginoue

女性タカ派政治家

 ある友達が都知事について、性別が違うだけで性格や政策は同じだという意味で「小池百合子なんて障子紙破れない石原慎太郎だ」と言っていたけど、ちょっと違うと思う。かつてはチンタローと異名をとった男も、3期目頃のあの元気の無さからすると、とっくに小便垂れ流すだけになってたはず。

 ところで、SF『銀河英雄伝説』で、無謀な戦争案が議会に提案され、これを軍部は批判し、軍事産業界と癒着したタカ派の政治家すらも責任逃れのために反対したのに、女性の議員が強がって賛成と言い出してヒステリックに騒ぎ押し切ってしまい、これが国を滅ぼすことになる。
 
 かつて英国ではサッチャー首相が戦争で人気取りをしたが、また女性首相ということで危惧されている。稲田朋美が防衛大臣になって、最も衝撃を受けてたり悩んだりしているのは防衛省と自衛隊だろう。小池百合子が防衛大臣になったとき、みんな心配したと自衛官に聞いた。サッチャー首相もそうだったが、女性政治家は「女だから」と言われるのが嫌だというだけで強がり安易に戦争にもっていくことがしばしばあった歴史の現実からだ。

 また、拙書『朝日新聞の逆襲』でも言及しているが、稲田朋美は売れない田舎の弁護士だったところ、自ら産経に売り込んで騒ぎ、朝日新聞に嫌がらせの訴訟を呼びかけ、支援者集会では敗訴を弁護士として詫びずに選挙演説した。日本では無能者がそれゆえ出世するとんでもない社会である。
 
 しかしタカ派だろうと賢いならまだいいが、稲田なんて敗訴ばかりのヘボ弁護士だったから扇動型の政治家に転じただけだ。国内なら、「悪名でも無名には勝る」で選挙に当選さえすればあとはなんとかなる場合があるけれど、やはり駄目弁護士だった橋下徹にみられるとおり、国内ではテレビを利用し口八丁で人気取りでは成功しても、例の従軍慰安婦とか風俗とかの発言でアメリカから批判されてしまったように、外国との対立では国内で調子よくやっている手法が通用しないものだ。
 
 それが国を危うくする。稲田は、訴訟では負けてばっかりでも戦争なら勝てるのだろうか。世界情勢が厳しくないと安倍は甘く考えているのだろう。前にも言ったことだが、日本ではタカ派ほど平和ボケしている傾向がある。

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Commented by ruhiginoue at 2016-08-06 06:17
もともとアルゼンチンはフォークランドまたはマナビスと呼ばれる諸島について、英国との経済的利益優先して領土問題を棚上げする方針をとってきたけれど、軍事政権ができて内政問題から目をそらさせようとし、これをサッチャー政権は絶好の機会と捉えた。英国の艦隊が地球の反対側まではるばる出かけていく長い間に国際世論は戦争回避を提案したのに、サッチャー政権は何が何でも戦争したがって、ありとあらゆる外交をした。だから先に手を出したのはアルゼンチンのガルチエアリニ大統領だったけれども本当の戦争犯罪人はサッチャー首相だという認識が広まっている。これを防衛庁(当時)の研究も採用しているから自衛隊の中に池田百合子に対する危惧があったということ。
『銀河英雄伝説』は宇宙の遥か彼方で戦争しているので戦争していながら戦争している認識をどんどん失っているという設定で、それが1つのテーマであると明確に描いている。この作品は80年代に書かれた小説だから、当時フォークランド戦争があり、地球の反対側のことがテレビをつうじて仮想現実と化していると指摘されたことが背景となっている。
Commented by 次郎くん at 2016-08-07 11:49 x
あの戦争、サッチャーシンパの報道操作ドイヒーでした。コトダマシは日本だけでないことも知りました。失われた艦艇の総トン数はアルゼンチン側が1万8千トン弱なのに、エゲレス側が6万8千トン弱と、勝ってもエゲレス側の下策が目立った戦争でした。
ルーデル学校の門下生がアルゼンチン空軍に居たことも当時はごく一部にしか知らされていませんでした。

1945年基準で熟考したら、アルゼンチンは軽巡級しか失っておらず、エゲレス側は重巡洋艦と正規空母を失っているのに「英海軍はたかが駆逐艦と上陸用舟艇を失っただけ、大したコトなし」と、新聞の隅から隅まで読める人間は一割に満たぬ少数派だと知っててウソつきまくるサッチャー側の報道官の悪知恵の高さと、失語症に関して無知蒙昧の本多勝一さんの脳筋ぶりを痛感した後味の悪さもありました。
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by ruhiginoue | 2016-08-05 19:29 | 政治 | Comments(2)