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by ruhiginoue

ささきいさお思い出

 NHK-FMの「アニソン」で特撮物特集をしていた。作曲家の渡辺宙明がゲストに出るそうだから聴いていたが、かなり後の方だった。今90歳でもうじき誕生日ということで、お元気そうだったが、その話の前に「スーパー戦隊シリーズ」の主題歌でタレントの中川翔子のリクエストは『太陽戦隊サンバルカン』だったけど、これで思うのは自分の仕事のチームがパーパー戦隊でバカレンジャーにアホレンジャーにブチキレンジャーのサンバカンだから困る。

 最後に歌手ささきいさおスタジオライブ放送となり、声が変わらないんでびっくりした。しかも生で歌ってるという。注意していると判るが、そうでないとレコードだと思ってしまうくらいだった。

 ささきいさお最初の思い出は、78年のこと。『スターウォーズ』『未知との遭遇』が大ヒットしたうえ日本では『宇宙戦艦ヤマト』で「SF元年」と呼ばれた年だった。当時ラジオでささきいさおは声優の麻上洋子(現・一龍齋晴美)と一緒にレギュラー番組があったが、それより少し前『さらば宇宙戦艦ヤマト』大ヒットの直前くらいか、ラジオの深夜放送で堀江美都子と共演している時のことだった。

 ここではまず歌の話題で、ささきいさおの声がハマり役と言われたコンドルのジョーが死んだはずなのに復活するというSFアニメのご都合主義で『科学忍者隊ガッチャマン』の続編が作られることになり、その主題歌をささきいさおと堀江美都子がデュエットしたということで流していた。

 こうした歌の話題の他にも色々な話をしていたが、SFアニメにも出てくる恋愛のことから人を好きになるということは何かという議題に及び、ここでささきいさおが「人を好きになることは、その人の良いところを何かしら認めることだ」と言ったが、これに対して堀江は「でも、ただ背が高くてカッコいいな、というようなこともある」と指摘した。
 「それも良い所を認めることでしょう」と、ささきいさおは言うけど、堀江美都子は「かっこいいとか顔がいいとか、そういうのって良いところを認めることかしら」と言った。

 この当時、ガキだったけど、男性と女性の感覚の違いというものを初めて意識した。人間的とか社会的とかいうことで長所を認めることが、尊敬するだけでなく恋愛にも関係するのか、そういうものが無くて感覚的とか生理的とか色欲や性欲とかいうものだけなのか、両方または片方だけであるとしたら成立または長続きがするだろうか。

 そういうことで男女とか年齢で意識に違いがでるのか、ということを、最初に考えさせてくれたのがこの二人の歌手の会話というか議論というかで、すくなくとも西崎義展プロデューサーの説く「ヤマトのテーマは愛だ」という話よりは、よほど意味が深かった。

 そんなことを、FM放送を聴いていて思い出した。

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Commented by ケーキイーター at 2016-08-14 22:10 x
 私じゃなくて、とある年配の男性のこと。「ささきいさおはロカビリー歌っていたのに、アニソン歌手なんかになっちゃって…」と、嘆くように呟いていた。その人は数年前に亡くなったけど。
Commented by ruhiginoue at 2016-08-15 16:45
佐々木功は、クイズ番組に出たとき「歌手です。俳優のようなこともしています」と自己紹介していたので、たくさんの劇映画やテレビドラマに出演していても、本業は歌だという意識のようです。
ロカビリーブームが去って俳優のほうが多くなってしまい、アニメの声優がきっかけで主題歌も担当するようになったけど、そのおかげで本業に戻れたと言っていたから、歌の分野は変わったけど良かったと思っているようです。

浜崎あゆみが、そんな歌詞を作っていたのですか。とても面白い話です。
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by ruhiginoue | 2016-08-14 19:15 | 音楽 | Comments(2)