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by ruhiginoue

鳥越俊太郎の破綻した弁解

 参院選で、野党の選挙協力は一定の成果があったのは、まず数字から明らかだが、あと与党側が焦って妨害しようと腐心している様子からも伺える。
 そこでマスコミ工作するだろう。実際に、野党共闘についてのマスコミの質問の仕方は常に誘導尋問だ。そもそも共産党が呼びかけたのは野党として与党に対抗する選挙での団結という意味なのに、それを思想信条やイデオロギーが一致するかのようにすりかえて質問し、強引に否定的回答を引出している。

 ところが参院選とは違い都知事選挙については野党に対する批判があった。しかしそれは、野党が共闘することにではなく、候補者を選定する経緯および候補者そのものに対してのものだった。

 その候補者がいかにダメかということは、選挙後もダメ押しである。

 
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 選挙に向けて、週刊誌が鳥越俊太郎の女性に対する不適切な行為を騒ぎ立て、これは政治的意図が見え見えの記事であったが、しかし、ただ事実無根と言ってあとは告訴するというだけでは足りないと宇都宮健児氏に指摘されていた。
 これに鳥越は、無い証明はできないとかいうばかりだから、宇都宮から、選挙に立候補しているし、もともとジャーナリストであると指摘されたのだ。

 いうまでもなく、選挙の候補者の信用性は一般的な推定無罪とは異なる。また、週刊誌も原則としては常に訴えられるリスクまで考えているから、一応の裏取りをして発表するものだという前提がある。
 これをジャーナリストで元週刊誌編集長だった人が解らないわけがない。

 それを宇都宮に指摘されて鳥越は理解不能ということで、呆れるしかない。昔から、刑事裁判の原則と政治家に求められるモラルを混同してしまったり、わざと混同して議論する人がいる。良い例がロッキード事件で、それまで冤罪など弱者の叫びを無視していた人たちが突然に田中角栄大先生限定の人権派になり「推定無罪」と喚きだしたもので、その間違いはすでに報道でも法曹でも指摘されていたはずなのに、忘れたふりする人たちがまだまだいる。

 そもそも、鳥越俊太郎はサンデー毎日編集長のとき、当時の宇野総理の女性関係を暴露し、自民党が選挙で敗れ、総理は辞任に追込まれた、ということで名をあげたのだ。その前は彼を知らない人の方が圧倒的に多かった。
 そして鳥越は『徹子の部屋』に出ると、「政治家は一般人より高度な倫理が必要」「女性のことで隙があるとハニートラップにかかりやすい。KGBに狙われる」とまで言った。なのに自分には甘かったというわけだ。その場しのぎの逃げ口上とはいえ、自らが身を置いた週刊誌を否定してしまった。

 こんな野党統一候補だったから批判されたのであり、野党共闘は問題ではない。

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Commented at 2016-09-12 14:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 元京都市民 at 2016-09-12 16:44 x
前前回の都知事選時、澤藤弁護士の宇都宮氏に対する指摘を思い出した。
その時の宇都宮氏の対応はどうだったんでしょうか? 
どっちもどっちだと言う気は無いが、それと比べてどうだったのか宇都宮さんには聞いてみたい。
Commented by materialist at 2016-09-12 20:33 x
鳥越氏も宇都宮氏も立候補した身だからそれぞれ我があるしエゴもありますからね。
それだけに今回は関係がギクシャクしてしまった。
by ruhiginoue | 2016-09-12 09:27 | 政治 | Comments(3)