コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

あいだもも&いいだもも

 元俳優の高知東生が薬物使用で逮捕され、人気女優の高島礼子と離婚したことが話題になったところ、その余波で高知東生が前に結婚していたAV女優「あいだもも」についても、そのころから高知は浮気していたなどと語られている。

 よくAV女優の芸名は、ありそうでないような名前と言われる。しかし例えば芸能人なら山口百恵とか菊池桃子とか「もも」の後に「子」などが付く名前があり、芸名でも一般的にも付いたり付かなかったりで、ただ「もも」にはおそらく語呂の関係で付くことが多いのだろう。
 また、ソネットなどの宣伝出てくるマスコット「ももちゃん」のように「ちゃん付け」なら言いやすいので、「あいだもも」も「ももちゃん」と呼ぶことを念頭にしていたのかもしれない。

 ところが、前にある出版社の事務所に行った時、そこの人が来た郵便物の差出人を見て「いいださんからだ」と言っていて、それは「いいだもも」と書いてあった。もちろん当時存命だった作家・評論家の「いいだもも」のことである。彼は東大法学部で同期の三島由紀夫より成績がよく、主席で卒業して日銀に就職したが、病気で退職したあと文筆活動をはじめ、左翼で共産主義者を自称していた。日本共産党員だったが喧嘩して除名されると新左翼の仲間入りして、共産党に恨みつらみもよく言っていた。

 この「いいだもも」という直筆署名を見て、その出版社の人に、「前から雑誌などで見かけては、本当はなんという名前なのかと思っていた」と言ったところ、本名はひらがなではなく漢字だという。「いいだ」はよくある「飯田」だが、「もも」は何かと訊いたら「ピーチ」だそうだ。
 では、「桃太郎」など、桃に何か付かないのかと訊いたら、付かないで「飯田桃」という戸籍名だそうだ。

 例えば「桃太郎」なら童話だけでなく実際にいる。俳優の川津祐介の息子は川津桃太郎で、子供の頃に家族でCМに出ていて、成人してからは父親が経営するレストランの料理長をしていることがテレビで紹介されていた。川津祐介は、「太郎」ではなく上に何か付けて「・・太郎」という何にしたかったからだと言っていた

 しかし「いいだもも」は「飯田桃」で、「桃」だけだという。出版社の人も笑っていて、いったい彼の親はどういうつもりで息子に「桃」と名付けたのだろうかと言っていた。

 そんなことを、高知東生のことから思い出したのだった。


人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-09-14 13:04 | 雑感 | Comments(0)