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by ruhiginoue

北海道で巡った神社

 北海道で稚内に向かう電車に乗ると、その途中に塩狩峠がある。ここであった実話を基にした小説『塩狩峠』は、三浦綾子の作品のなかで『氷点』に次いで有名だが、かつて受験英語を習っていた司法試験浪人の塾先生が敬虔なキリスト教徒で、入学祝いに『新約聖書』と『塩狩峠』を贈られた。ただ、入学したのは國學院である(笑)
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 「塩狩峠記念館 三浦綾子旧宅」の看板が、美しい木々の中に立っている。聖地巡礼のようにして来た人たちがいた。
 この小説の主人公は、母親の影響で父親に続き入信し、猥談もしない道徳的な男になり、病床の女性との純愛のあと結納の当日に列車の暴走から他の乗客を助けるため犠牲になった。しかし実話を基に脚色を加えた美談としか思えなかった。
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 日本のキリスト教徒に三浦綾子のファンは多い。敬虔な信徒ほど三浦綾子の小説に感動し、曽野綾子は好きじゃないと言う。曽野綾子ファンはミッションスクールで信仰ではなく礼儀や躾と嗜みという感覚の、少女漫画で主人公を虐めるお嬢様みたいな人が多い。


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 函館山のふもとの函館護国神社の鳥居から市街と海を臨む。夜になると夜景を観光のウリにしていることで知られる。
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 そして暗くなると、函館山の展望台からこの夜景。自撮り棒で頑張ってる人たちは、フラッシュ有りでは背景が写らず、フラッシュ無しだと自分が真っ黒い影になり、悪戦苦闘していた。
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 大学での神道レポートがきっかけで、先々で神社があると見たくなる。これは函館護国神社。ここも函館戦争で政府軍兵士の招魂から始まった。新しい看板に「縁結び」。どこの神社と寺でも商売でやっている。しかし戦争で引き裂かれては…

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 知床斜里の黄昏は、紫だちたる夕焼け。
 
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 斜里の神社。無表示だが石狐があり稲荷らしい。
 鳥居が丸太ん棒のままだが、ちゃんと細くなっている方をしめ縄と同じ向きにしている。大学で神道の講師が全国神社の鳥居を研究し形を分類していたが、それで給料もらっているのかと学生たちに言われていた。学究なんてどの分野も似たようなものだが。

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 これは↑網走監獄二見湖畔神社。豊作祈願する。

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 宗谷岬神社↑は日本最北端の神社だが、宮司がいる神社という意味で、無人駅と同じ神社はもっとたくさんあり、そんなところこそ自然の中にあり神々しいものだ。
 これは他所から移転してきた神社らしく建物が新しい。左右にいる陰陽を示す阿吽の像は狐ではなく狛犬だ。

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 ノシャップ岬の近くにある岬神社↑。


 まあ、神社に関心の無い人には、どうでもいいことか。



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by ruhiginoue | 2016-10-03 16:22 | 自然 | Comments(0)