日本共産党の松崎いたる板橋区議が党内でも問題に
2016年 10月 27日
このところ、前に取り上げた話題を共産党員らがツイッターなどで蒸し返す。
なぜかと思っていたら、それに関して色々とメールが来た。質問や意見をしたり、情報が寄せられたり。
これは前に批判した日本共産党の松崎いたる板橋区議員が、党内でも問題になったからのようだ。もともと彼は共産党の区議会議員の立場から同区の問題を語っているとしながら、その内容とは区の職員だった人に対する個人攻撃であり、しかも独自の推測いわゆる陰謀論だった。それはいけないという党に反抗したり、党への批判を外部に向けて騒ぎ立てたり。そうした事情があった。
このように、松崎区議が反党的行為に及んだから、今では党員たちの態度が変わったということだ。
その前までは、多くの党員たちが、共産党の議員だからという先入観で彼に味方していた。このため当方も酷い誹謗をされた。中にはツイッターで差別用語を浴びせる実名アカウントの党員まで複数いたから呆れてしまった。
では、松崎区議の何を当方は問題にしていたのか。
この松崎議員はSNSで、共産党から選挙に立候補した人をネトウヨが侮辱しているのに同調したり、共産党の国会議員の言葉尻をとらえ揶揄したり、まったく悪ふざけとしか言いようがないことをやっていた。自身が共産党員であり、同党の現職議員でありながら。
もともと松崎区議のSNSは、政治や経済の政策を論じるのではなく、時事ネタの駄洒落や回文ばかりであった。これではタダのお茶濁しである。
そしたら、なんと松崎区議は、ネトウヨに同調するなどの悪ふざけを始めたのだ。
このネトウヨに侮辱された人は吉岡さんといって、彼は共産党の国会議員候補として選挙に立った。当選できなかったが、不利な条件の東京選挙区で頑張ったことがわかる得票であった。
この吉岡さんに対してネトウヨが「彼の真実はしんぶん赤旗であり事実ではなく妄想なのだ」と侮辱したら、これを松崎いたる板橋区議員はリツイトーした。彼がリツイートするのは賛同の場合である。
これは、吉岡氏を貶める言質を拡散したうえ、党と機関紙も貶める行為だ。その前から松崎区議は、共産党員なのに『赤旗』をちゃんと読まないという批判をされていた。そこへ『赤旗』に書いてあることは妄想だという侮辱をリツィートするのだから、普通は悪意と受け取られるだろう。
それで「松崎はいずれ下里や筆坂みたいになるつもりか」「『そこまで言って委員会』や『WILL』などに「松崎元共産党区議」として出たいのか」などと話題にしていた。同党から喧嘩などで追放された人たちが、その怨恨や失業後の商売のために、よく同党の悪口を右派メディアで行っている。だから松崎区議もそうなるのではないかというのは当たり前の指摘である。
なのに、この内容を見ずに、ただ共産党議員を批判するから許せないと怒る共産党員たちがいて、反論するのではなく誹謗し、中には差別用語を浴びせる党員たちが複数いたのだ。どんな組織にも非常識な人がいるものではあるが。
ところが、党内で本格的に松崎区議が問題になり、ついに除籍処分となったら、ここで前から問題にしていたことを蒸し返したり受け売りしたり、という党員たちがいたわけだ。前には批判する者に差別用語を浴びせていた党員の一人など「松崎は党の組織力で当選したのだから、党員でなくなったら議員辞職すべきだ」と怒りのツイートしていた。
どこの政党にも、盲従者や不良分子はいるから、共産党にもいるのだろう。それにしても手のひら返しが露骨であるし、自分で考えて判断する能力の欠如が無様すぎる。
by ruhiginoue
| 2016-10-27 12:49
| 政治