井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

核兵器禁止条約交渉国連決議で反対した日本

 核禁止条約交渉の国連委決議で、賛成多数となったが、核保有国は反対か棄権であった。アメリカなどは反対、中国は棄権。
 ここで日本は反対した。唯一被爆国の日本がなぜ反対するのか。賛成したいところだがアメリカを気にして棄権どころか反対してしまったのだ。

 この一方で、核開発する北朝鮮は賛成した。このため日本は北朝鮮よりダメだと怒っている人もいる。これは日本が北朝鮮より国際的に劣位であるからだ。つまり、アメリカに対して、北朝鮮は休戦しているが、日本は敗戦している。
 このため、あくまで核保有国に対抗して開発や実験をしている北朝鮮は、みんなで持たないようにするのは賛成ということであるが、日本は核攻撃されて屈服したから核保有国に媚びて反対ということだ。

 そのため、国連委決議で日本が反対したことに「米に追随」であると被爆者は怒りの意を表明し、被団協が抗議文を出した。

 ただ、ここで、日本は被爆体験から核廃絶を訴える立場である、というのは、そもそも日本人の精神構造に反している。日本人は「鬼畜米英」と叫んで戦争して、負けたら「ギブーミーチョコレート」という民族である。だから総理大臣が岸から安倍へと至るのだ。
 
 そして、こうした日本の政治が良くないというのが常に少数派であるのは、他でもない日本人の特質によるものなので、ちょっと政治を批判したくらいで日本そのものに反対しているという「反日」だと非難する人たちがいるのも、むしろ当然のことなのだ。
 
 だから、問題の本質は、敗戦による対米追従ではななく、日本人の発想や性格なのだ。



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Commented by ケーキイーター at 2016-11-03 21:01 x
 結果的に北朝鮮の「ポットン」を黙認したことになりますね。
Commented by ruhiginoue at 2016-11-05 17:17
もう追認というべきですね。
Commented by ケーキイーター at 2016-11-07 09:48 x
 「日本は北朝鮮の核兵器開発を推進、そして歓迎しています」と捉えられちゃいそう。
Commented by ruhiginoue at 2016-11-07 15:03
日本は北朝鮮を口では批判しながら内心では羨んでいるとしか考えられませんね、この態度では。
Commented by L at 2016-11-07 15:34 x
 日本政府は、核不拡散条約を蹂躙・反して条約に不参加の核保有国であるインドに核技術と物資を輸出せんとし、核抑止を理由に具体的・実践的な核兵器禁止条約に反対票を投じたのですから、北朝鮮の核兵器に反対できる普遍的な論理は捨てたことになりますね。
 全ての国は対等平等で他国から干渉されないというのが国際法の大原則ですから、日本が核兵器を持つのはOKと言えば北朝鮮が核兵器を持つのも認めなければなりませんし、日本が核不拡散条約に不参加のインドの核兵器保有を日印原子力協定をもって公式に是認するなら、パキスタンやイスラエル同様、核不拡散条約を脱退している北朝鮮の核保有も認めなければなりません。日本が核抑止を採るなら、北朝鮮が核抑止を実行するのを抑圧する筋はありません。
 これで北朝鮮は「核兵器禁止に賛成だが、核兵器賛成をした日本や核使用で脅す米国など邪悪な国に囲まれているので、自存自衛のために嫌々ながら無理をして核兵器の開発と保有を避けられないでいる。」という立場に立たせて頂いたことになりますね。
 安保理などで「ケシカラン!!」と罵倒されるたびに、北朝鮮はこの件を持ち出してダブスタを論い、日米韓中以外の代表は下を向いてクックと笑いを嚙み殺すのでしょうよ。
 
 先頃、象牙の輸出入に関する国際管理の交渉がありましたが、中国は輸入国における象牙の市場の閉鎖に賛成し、象牙の密輸といい加減な国内での管理の指摘を受けながら日本は反対しました。
 中国にも多々問題はありますが、国内市場の閉鎖で中国は国際的道義を勝ち取り、日本は捕鯨同様、小さな利権と惰性に負けて国際的道義を捨てました。
 大した地球儀俯瞰外交であり、積極的平和主義であります。
Commented by L at 2016-11-07 16:33 x
 本論にも賛成です。
>日本人は「鬼畜米英」と叫んで戦争して、負けたら「ギブーミーチョコレート」という民族である。だから総理大臣が岸から安倍へと至るのだ。
 
 そして、こうした日本の政治が良くないというのが常に少数派であるのは、他でもない日本人の特質によるものなので、ちょっと政治を批判したくらいで日本そのものに反対している~「反日」だと非難する人たちがいるのも、むしろ当然のことなのだ。
 
 だから、問題の本質は、敗戦による対米追従ではなく、日本人の発想や性格なのだ。

 あれほど狂信的なナショナリズムを信奉していながら、臣民根性に相応しいことに敗戦後、無数のレジスタンスが立ち上がるどころか「マッカーサーへの手紙」に見られるように、天皇からマ元帥へ、帝国から米国に総転向しました。
>権力者と対決することなく一体化するというこの行動様式は、占領期に初めて見られたのではなく、他に逃げ場のない島国日本に、あるいは封建的集落という小宇宙に長い間生きてこざるを得なかった日本民族にとって、ほとんど本能化していたのではないか
>敗北の痛手を直視することなく、傍観者の態度に移行できてしまえるといった、微塵も反省のない態度が何に由来するかは問えるだろう。
「絶望よりも反省よりも『拝啓マッカーサー元帥様』
~我々は権力者を信じることで、何かを忘れようとする」より
伊丹万作「戦争責任者の問題」や花森安治「見よぼくら一銭五厘の旗」の指摘とも通底しますね。
 フランス革命に感銘して「革命」を作曲したベートーヴェンは「ソーセージとビールがあればドイツ人は革命なんか起こしやしない」と毒づいたそうですが、日本人は革命どころか「おにぎり食べたい」とチラ裏に書きつけて”黙って野垂れ死ぬ”始末です。
 これからもろくでもないことを押し止めるのは厳しいでしょうね。
Commented by ruhiginoue at 2016-11-08 15:40
ご指摘の通りです。
そして前に述べたように、どうしてこうなっちゃうのかということを分析して認識していれば、対応もおのずとわかってくることがあるし、すくなくとも正気を保っていられます。
Commented by 次郎くん at 2016-11-09 11:09 x
管理人E先生の結論である「平均的日本人の資質」につきましては、正しいのですが
最近ここ3年くらい失速ぎみの「日本の陰謀」なるサイトの「原因結果の逆転陰謀説」は
それでもそれ相応の説得力がありますよ。

現在はネット活動を辞めている、河井熊五郎先生と比較すると劣った点が多いです、動かぬ証拠として
1、河井先生は仰ってました。各個人の本性はアートマンであるから「国民が元首」という発想法が
  より人類の普遍的法則に近いと。⇔「日本の陰謀」は日本人民衆の生活から遊離し過ぎの欠陥人間です。
2、1の補足として「日本の陰謀」のサイト持ち主の正体は、中国盲従分子とイギリス語帝国主義者に
  洗脳されたショーバイが第一優先順位の華僑、だから日本人一般大衆の人権状態を改善するどころか
  ニセ天皇一族を万能の存在扱いする事にご執心。たとえ元日本人であったとしても日本在住は1981年までの
  存在ですね。鹿児島の1982年以降の鹿児島県民ならば誰でも知っている、テレヴィラディオ事情が
  1982以降は宮崎よりも優遇2011年8月以降は沖縄本島よりも優遇になったこと知りません。

あと管理人E先生と皆様に突っ込みたい理由として「日本がアメリカの植民地ならば、アメリカ語が第一外国語
押しつけになってない理由はなぜですか?」と。2016年現在の日本人の外国語高等教育言語習得者の数の多さでは
一位イギリス語・二位中国北京語・三位ドイツ語・四位ハングル語、であアメリカ語を専門に教えてもらえる学校への
通学日本人の数は毎年10万人に満たないんですよね。
  
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by ruhiginoue | 2016-11-03 13:08 | 国際 | Comments(8)