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by ruhiginoue

貧乏人は信用されない現実

 トランプ大統領は給与辞退、について「金持ちしか政治家になれない慣例ができてしまう」と無駄な心配をする人がいる。
 それ以前の問題として、選挙資金が莫大になるため大企業の献金に頼らずに立候補できるのは億万長者だけだという現実がすでにあるのだから、そのあとのことに関して批判する意味がない。

 どうなるかは、まだ彼が大統領に就任していないからわからないが、普通は就任してから官邸で会談などするものなのに、なぜか安倍総理は早速渡米して私邸に会いに行った。大統領になってからだと忙しくて会ってもらえないと心配したのだろうか。あるいは島田紳助が番組の始まる前に楽屋へ挨拶に来なかった芸人に文句を言って殴った事件があったけど、そんな感じになることを防ごうとしたのだろうか。
 なんであれ日本は対米関係で地位が低下しているから心配したのだろう。

 たしかに、石原慎太郎や麻生太郎など、親が裕福だったから苦労知らずで思いやりのない政治家がいるから、その点で親の代から金持ちだったトランプ次期大統領には不安がある。
 だけど、貧農出の鈴木宗男は利権漁りに熱心、同和地区出の橋下徹は弱者いじめ、家が貧乏だからと防衛大に行った田母神俊夫は政治家になる前にもう選挙資金不正で逮捕、など貧乏な出の人だってひどいものだし、貧しかった人の方がむしろ問題が多くないかという実例がたくさんある。

 このことについて、親の代から資産のある知人たちに訊いてみると、もともと持っている財産があると自分の金と他人の金の違いが目立つようになり、なるべく他人の金のほうを使おうと思うそうだ。それで、政治資金を私的に流用してしまう政治家がいるのだろうと、みんな同様に指摘した。
 そして、うちが貧乏な人は、そもそも金を使う機会と量が少ないので使い方を知らず、なりふり構わず金を得ようとしたり、間違った使い方をしたり、金や地位で単純に気が大きくなって他人を見下したりするのだろう、と推測した。

 この前者は実感とそれに基づいた指摘だが、後者の方はあくまで推測である。しかし客観的な推測であり、客観視できない貧しい育ちの人は、自分のしていることの醜さを自覚できない傾向がある。
 それで、むしろ貧しい育ちの人のほうに問題が多いと思える現実が目立つのだろう。



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by ruhiginoue | 2016-11-20 16:26 | 政治 | Comments(0)