DVは良くてストは悪いというダサイタマ県民
2016年 12月 05日
参院TPP特別委で、安倍総理は「私はJAや全農を攻撃しているわけではない。励ましているんだ」 と発言した。これでは、暴力教師の「体罰は愛の鞭」や、育児ノイローゼ母親の「虐待ではなく躾」と同じだと言われている。
この背景に、日本には批判する文化が育っておらず、黙って耐えることを美徳とする奴隷根性が身についている、ということがある。それで、結婚した途端に婚約中とは一変して暴君と化して平気でいる人がいるのだろう。ちょうど安倍総理の「これまでの約束とは異なる新しい判断」というわけだ。
ところで、暴力亭主のため入院するほどの怪我をした知り合いの女性が、人権擁護委員に相談したら委員は地元の寺の住職で、必死の訴えに対し読経と同じム~ニャ・ム~ニャという口調で「人間には忍耐の精神が最も大切である」などとクドクドと説法されてしまったそうだ。
こういうことがあるから、日本人のマゾヒズムは仏教の影響ではないかと疑っている。また、大昔から寺請制度とか檀家の制度で権力が一般人を縛る役目を仏教界は果たしてきたこともある。
今でも地域によってはちょっと田舎に行くと檀家の影響が生き残っていて、これは墓は郊外の霊園じゃダメだとか言ってる人がまだいるためだ。あと無縁仏は全部つぶして駐車場や幼稚園にし、親に呼びかけ住職が市議会議員に立候補とかいうこともある。その住職が、まさにそれだった。