井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

試験の答案は習った範囲で、という問題

 「時間がたつと影のむきが変わるのはなぜですか」
 「地球が回るから」
 これはバツ。
 「太陽が動くから」
 が正解。
 「学習したことを使って書きましょう」
 と、教師が注意書きした。
 なぜなら、これは小3のテストなので「地球の自転」はまだ習っていないから、「太陽が動くから」と答えろということだ。
 これに、その小3の息子の父親は、かつて自分も同じことをやられた記憶があり、まだこんなことをしているのかと嘆いた。習った範囲で回答するにしても「太陽が動く」なんて間違っているということだ。
 
 この父親の嘆きに賛同する人もいるが、習ったことをテストされているのだから当然だということで教師を擁護する人もいる。

 これは大学の試験ではよくあることで、例えば法学部の試験だから法的に答えるべきなのに「なぜ逮捕されたのか」に「マスコミが騒いだから」では本当でも不正解だし、「石炭を石油に変えるには」という問いに、化学なら抽出する方法を説明するべきだし、商業だと売ってその金で買う話になる。これは単純化していて、ほんとうはもっと複雑だ。

 また、一般教養でも、「〇肉〇食」の〇を埋めるとして、自然淘汰ということなら「弱肉強食」と書かないといけないし、そうでなければ「焼肉定食」でも良く、「~きた猫」は「喩え」なら「借りてきた猫」だけど、猫を主人公にした話で「例え」ば「百万回生きた猫」である。

 ただ、その小3のテストは、学習したことに基づいて回答するとしても、担当の先生が不適切なことを書いた。影の向きが変わるのは「太陽が動くから」ではなく「太陽の位置が変わるから」で、次になぜ変わるのかというと「地球が回るから」だ。
 


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Commented by ケーキイーター at 2016-12-19 22:28 x
 本当にこんな教師、今でもいるの?
 えーっ! うっそーっ! (ブリっ子してしまった。)
 こりゃ、韓国とかに「貿易摩擦の国」の座を渡すことになるのも、時間の問題だ。子供時代レベルで、おバカになるんだから。
Commented by ruhiginoue at 2016-12-21 23:21
前に、「修学旅行は全員参加だから全員が参加申込書を出せ」と教師が言うので、「なら無用じゃないのか」と言ったら、「旅行には事故などリスクがあるから保護者の許可が必要だ」とのことで、「それなら申込書ではなく同意書じゃないか」と指摘したら「細かいことはいいんだ」と教師がいい加減だった話をしましたが、言葉の正確さについて教師は他人に厳しく自分に甘い傾向があります。
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by ruhiginoue | 2016-12-19 16:48 | 学術 | Comments(2)