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by ruhiginoue

粗暴な松崎いたる議員を屁理屈で庇う左巻健男という人

 先日は、有権者にも同僚にも粗暴な松崎いたる議員は勝手に共産党を出て行った、という話題を取り上げたが、この議員の件を勝手な政治的利用する人たちがいる。

 その松崎いたる議員は、ニセ科学を批判して裁判に訴えられ、共産党から見捨てられたかのようにSNSで述べていた。しかし、その話をよく読むと、これについての共産党の結論とは、その裁判の内容があまりに個人的で、議員活動とは直接の関係がないから個人で対応するべきであり党としては関与しないというだけのことだった。

 そもそも、ニセ科学を批判したから裁判沙汰なんてことは法的にあり得ない。これについて他の人からも「科学的真理の真偽自体を直接訴訟対象とすることはできません」と指摘があった。

 これに対して左巻健男という人が、奇妙な反論をしたらしい。当人を名乗るSNS掲載されていて、誰かが受け売りして「拡散」していた。この人は松崎議員と親しく、同議員がニセ科学を批判するというのは大体この人の著書の受け売りと言ってもよい。
 そこで左巻という人は、ニセ科学を批判して訴えられたというのは「ざっくりした話」だという。
 これにまず呆れさせられる。「ざっくりした話」を辞書(goo)では「大ざっぱなさま」「全体を大きくとらえるさま」「おおまかに」「使用例 要旨をざっくりととらえる」と説明してある。実際、一般的にもこのような意味と使用法である。
 だから本件のように要旨がまるで違っているという指摘に対し、おおまかな話だという反論はまるで成立しないし、それどころか、全体を大きくとらえたとしながら実際と異ったら大問題だ。

 また、この左巻健男という人は、松崎いたる区議が訴えられたのは「言葉尻を捉え」ることで名誉毀損にされたものだと騒ぐが、これも事実ではない。そのような反論が可能なのは文理解釈に影響のない部分で揚げ足取りされた場合だ。そうではなく、松崎区議の問題発言は、それらの言葉を使用することで趣旨が定まるものだった。 
 そして、左巻健男という人が名誉毀損の訴えを不当だとするわけとは「言葉尻を捉え」たものだからということだが、その言葉とは訴状と証拠によると以下のごとき言葉である。
 「インチキ」「詐欺」「トンデモ」「いかがわしい」「たわ言」「でっちあげ」「無知かペテン師」「根拠のないウソ話」「妄想」……。
 こうした言葉の数々を、板橋区の議員が同区の職員に向けて執拗に反復して浴びせ続けた。

 このため裁判に訴えられたうえ共産党でも問題にされた。疑似科学批判は結構だが、こんな言葉づかいで罵声を浴びせるような内容を公言して議員が訴えられたのでは、党として裁判の支援ができないだけでなく体面的にも困る。議員としての立場をわきまえて品位を保ち節度をもってやって欲しいということだ。これは常識からして当たり前のことだろう。
 そして法的には次のように問題となった。まず、このような言葉を執拗に浴びせることは正当な批判の範疇ではない侮辱や中傷誹謗である。また、このような言葉を使えばその語彙から、科学の研究や実験に対し、その信憑性を疑うのではなく、悪意を以て捏造したという意味になってしまい、そこに何の根拠も存在しない。だから不法行為として訴えることが可能な形になったのだ。

 ところが、これら党の対応に不満の松崎区議が騒ぎたて、そこへ悪意ある人たちが「共産党は偽科学支持だ」というデマ宣伝をはじめた。これでは科学ではなく政治的意図が露骨だ。

 しかも、そこで左巻という人は、自分の言動のお粗末を指摘されたら、それを誤魔化すために低レベルの屁理屈を公言したのであるが、もともと彼は何か批判しようとすると先ずブロックして反論されないようにしておいてから陰口の形でツイートすることで知られている。そんなことをなぜするのかというと、こんな内容だから、ということに尽きるのだろう。
 その後、左巻健男と明記しているSNSについて、他の誰かが勝手に身代わり成りすまし反論したという否定は出ていない。

 こんな結果になりそうだから、前々から松崎いたる板橋区議や左巻健男という人のことを問題にしていたのに、少なくない共産党員らは身内が批判されたとしか考えずに反発していた。そして松崎議員の除籍という事態になったら、その態度も急変したというわけだ。

 追記。
 この議員は「無知かペテン師」と言うのだから、「無知」と「ペテン」は別概念であることを理解しているはずで、それでいて「ペテン」に属する言葉を羅列している、という指摘があった。
 たしかに、ここがおかしい。
 そして、「ペテン」とか「詐欺」とか「インチキ」となると、批判するだけでなく、それをやっている証拠が要るのだが、無かったから、この議員は訴えられたのだ。



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Commented by 河内のおっちゃん at 2017-02-01 16:15 x
板橋区のホタル博士が提唱するような、ナノ銀による放射能の分解は実際にはあり得ません。国も効果が認められないと答弁しています。
いわゆるナノ銀除染などは、永久機関の発明などと同様に原理が成立しない疑似科学ですので自治体や公的機関が積極的に関わるべきではありません。まして公的施設で公務中の人間が没頭するようなことが万が一にもあれば言語道断だと批判されなければならないでしょう。
Commented by ruhiginoue at 2017-02-01 16:34
そのような記述では駄目です。
そのあだ名の板橋区の元職員が、よく言われる「ナノ銀を何らかの方法で使用すると測定値が低下することがあるから除染に利用できる」という件について何か言って、それは放射能の「分解」というので不適切な言葉の表現をしたという批判なのか、それとも彼が数式を使うなどして「分解」のメカニズムを説いてみせたがデタラメだったという批判なのか、そうことを書かないと科学的な議論にならないし、事実関係について不正確では法律的にも議論できません。
Commented by 河内のおっちゃん at 2017-02-02 18:41 x
化学反応によって放射能を無くすことは不可能です。またなんらかの核反応が起きた結果、放射能が消えたのであれば核反応に由来する放射線の検出がなければなりません。
阿部宣男氏の主張は、客観的証拠によって全くのデタラメと虚偽であると断言できるものです。御本人がそう信じておられる可能性は否定しませんが、客観的には事実ではない虚言の主張でしかないのです。
Commented by ruhiginoue at 2017-02-03 14:28
また落第。
批判する対象と自論とが区別されていない。
その人はどんな趣旨を述べたのか明確にしたうえで、それを受けての反論としなければならない。

Commented by 河内のおっちゃん at 2017-02-03 23:57 x
落第とは滑稽な表現をされる人ですね。
幽霊は存在しない。超能力も実在しない。これと同レベルの話ですよ。現代科学の発展によって積み重ねられた知識からそういう現象は起こらない、実在しないのは明らかなことです。
Commented by ruhiginoue at 2017-02-04 16:47
その話は誰がしたのか、したのは確かか、ある人が話したと自分では思っているけど、したという話についての解釈は正しいか、ということを明確にしないと、言ってもいないのに言ったことにして批判したら名誉毀損になってしまいます。
例えば、矢追純一UFOの話は周知の事実でも、一般論としてUFOなんて嘘だと言うだけならいいけど、矢追氏のUFOの話は嘘だと言って批判するなら、矢追氏がどんな話をしていたのか明らかにしたうえでの批判でないと、もしも矢追氏が言ってもいないことを言ったという前提で批判したら名誉毀損になってしまいます。
それと同じことで、ナノ銀除染の話にしても一般論ではなく特定個人を名指し批判するなら、その人が述べたり説いたりしたことを正確に明らかにする必要がある。それをしないので、できない人では相手にできないという当たり前のことを言っているだけです。
Commented by 河内のおっちゃん at 2017-02-08 19:55 x
ナノ銀除染に関するものも含めて十分に言質を取れましたので、一旦切り上げるとしましょう。ありがとうございました。
Commented by ruhiginoue at 2017-02-08 21:23
「言質をとる」なら、その阿部という人が何を発言したのか、批判する前に確認するべきでした。
でないと、そんなこと言ってないと訴えられるのです。どこかの区議みたいに。
Commented by ruhiginoue at 2017-02-19 11:43
ここに、実在の人物を名乗る投稿があり、その内容とはこのエントリーなどについてのことで、反論ではなく、ただ批判したこと自体が不当だというものでした。
その中には2ちゃんねる掲示板で見かける中傷誹謗と同じ内容も含まれていました。
だから、反論できないものだから中傷誹謗で応じたと批判することもできますが、本人確認ができないので削除しました。
なりすましを放置したと言われたら面倒ということもありますから。
反論なら、あくまでその内容が問題なので、それに限定して述べることもできます。
また、ここで問題にしている議員は公人なので、事実に反することでなければ法的に問題がありませんが、そうでなければ対処が異なります。

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by ruhiginoue | 2016-12-28 12:37 | 政治 | Comments(9)