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by ruhiginoue

年賀状が減り続けるわけ

 今年の元日に配達された年賀状は前年比約6%減の16億4000万枚となり、これは8年連続で前年を下回ったことになるそうだ。
 その頂点は1993年だったが、それから4割も減ったことになる。この背景に、やはり電子メールやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及があると指摘されている。
 このため日本郵便は、若者層を取り込むためコマーシャルに人気アイドルグループ「嵐」を2年連続で起用したが、それでも年賀状の利用減に歯止めをかけることはできないでいる。
 
 それは仕方ないことだろう。今年も来た年賀状が電子メールばかりだったし、Twitterのメッセージでも、このブログのコメントでも、年末年始の挨拶をしていた。絵を描いて画像添付したメールもあった。
 これでは、いくら宣伝してもダメだろう。

 あと、もともと年賀状に嫌気がさしていた人も少なくない。年を追って枚数ばかり増えていく。そうなると費用がかかりすぎる。それだけの費用をかける甲斐もない。なぜなら、同級生とは疎遠になり、親戚は死んで、その一方で仕事の義理やダイレクトメールの年賀状ばかり増えるから、手間と金ばかりかかってつまらない。
 
 そんな人が多いから、若い人たちにアイドルで宣伝をしているのだろうが、若い人ほどe-mailやTwitterじゃないのか。
 だから、気になるのは安定した経営の財源という観点だけだろう。年賀状の収入が減った分、普段の手紙と葉書の料金を値上げしないといけなくなるかもしれない。
 それでも、料金が高く、郵便の数が少なくなって、しかし確実に届く、というのでも良いと思うのだが。 
 
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by ruhiginoue | 2017-01-10 06:23 | 国際