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by ruhiginoue

映画つまらんハリウッド死ね

 米ハリウッドの人気俳優たちが、「私は生き抜く」と歌う動画がネットに掲載され、トランプ次期米大統領に対する抵抗のメッセージだと話題になっている(正確には、一部のマスコミが騒いでいる )が、ハリウッド映画が面白くなくなったと映画ファンから言われて久しく、もう生きなくて結構というほどだ。
 そして「赤狩り」を告発した広瀬隆の著書『億万長者はハリウッドを殺す』は、トランプ大統領の出現によって別の意味で現実になりそうだ。

 ところで、トランプ大統領就任に合わせたアンチのデモ行進が企画され、東京と大阪でもアメリカ民主党日本支部の後押しで開催されると報じられているが、有名芸能人を指して「セレブ」たちが参加すると謳っているけど、そういうものに対する反発がトランプ現象を生んだという自覚はないのだろうか。
 だいたい、昨年のアメリカ大統領選では、マドンナらがヒラリークリントンを応援する姿が大きく報じられたが、逆効果だったとしか思えない。こうしたマスコミの姿勢にも、トンデモと言われるトランプを勝たせた一因があるはずだが、その自覚がないようで、だからメリルストリープの中身が無い発言を大したものであるかのように伝えている。

 そして日本でも、普段は進歩的な姿勢で見識を発揮している芸能人が、トランプを批判するメリルストリープに便乗している。なぜかと疑問を呈する人たちもいるが、それはおそらく解っていてやっている処世術だろう。今の大統領や総理を批判してはいても、結局は体制側に付いているのだということを示しておかないと、マスコミに干されてしまうと恐れているのだ。
 
 しかもトランプはマスコミ批判をしているから、それを批判することはマスコミで商売している芸人たちにとっての処世術となる。なので、こうした芸能人たちの発言は、権力者を批判する勇気あるものとはまったく違う。
 あのときのトランプによるマスコミ批判は、続けてこう言っている。
 「私は反論出来るから、まだいい。世の中にはメディアによる不誠実な報道によって人生を狂わされた人たちだって大勢いるんだ」
 この発言を芸能人が批判してもマスコミから干されはしない。
 しかし「たしかに冤罪事件などでは、しばしば記者クラブ垂れ流しの犯人視報道が人権侵害をしていて、権力のある政治家と違い一般人は深刻な被害を受けている」などと発言したら、その芸能人はマスコミに干されるだろう。

 つまり、トランプ批判している芸能人は、一時的に権力者を批判するカッコだけで、ほんとうの意味では権力を批判せず、権力と慣れ合うマスコミにおもねって、商売しているのだ。

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by ruhiginoue | 2017-01-20 15:19 | 映画 | Comments(0)