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by ruhiginoue

アパホテルも客を選べばいい

 『通販生活』は客を選んだ。原発再稼働まっぴら戦争まっぴらというのが嫌なら申し訳ありません今までご購入ありがとうございました、と言った。
 だからアパホテルだって、南京大虐殺がなかったと言うのが気に入らない人は泊まってくれなくて構いません、と堂々と言えば良いわけだ。

 たとえば、ヨーロッパのホテルには「使っていないシーツやタオルは洗濯しません。経費の節約になるし洗剤の使用量が減り環境にも良いのです。ご理解いただけるお客さんに泊まっていただきたい」と表示してマナーの良い客を選んでる所がある。

 前に旅先で、ちょうど近くのアパホテルは経営者の体質を知っているから避けてスパの仮眠室の雑魚寝で泊まったことがあるけど、客が選ぶ、客を選ぶ、どちらもあってよいはずだ。
 ただし公共性が高い業務の場合、誰でも利用できるようにするため一定の配慮をしないといけない場合がある。宿泊施設の場合、内容的に非常識なものを置いてはいけないと法規制があるけれど、ポルノなどとちがって政治的な問題になるものは微妙だ。アパホテルに置いてある冊子は政治的主張という水準ではなくヘイトであるという批判もあるが。

 ほんらいは、民間で勝手にやったことだから政府は知らないと言えばいいことだった。なのに、慰安婦像で民間が勝手にやったことなのに政府が合意に反するとか文句を言うから、それなら南京事件だって日本の政府が公式に非を認めているのだから、民間で勝手にやったことでは済まないだろうと言われてしまうのだ。これはそもそも政府の不手際だ。

 ついでに、アパホテルのことで思い出したけど、『西部警察』の第一話に出てくる、あの装甲車で暴れまわる右翼の爺さんは、ホテルをたくさん経営していて金持ちという設定だった。「日本よ、目覚めよ!」と狂信的に叫び、大門軍団の刑事は「あの爺、なに寝ぼけたこと言ってやがるんだ!」
 このように、不動産がらみの富豪で政治的野心を持つ人は現実にもいて、このたび就任したトランプ大統領もその一種だろう。
 また『西部警察』には、その後も右翼が悪役で登場することがあった。もともと任侠映画では暴力団と右翼の関わりが描かれてきたから、テレビの刑事ものにも普通に出て来て、石原プロの作品であっても例外ではなかったのだ。

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 今は亡き超個性派俳優・伊藤雄之助がふんしていた極右の狂信者の富豪。『太陽を盗んだ男』の影響が明らかだ。



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Commented at 2017-01-21 22:07 x
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by ruhiginoue | 2017-01-21 17:54 | 社会 | Comments(1)