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by ruhiginoue

柔道とか銃剣術とか役に立たないことを学校でやるのはなぜか

 学校の体育で武道があることについては、二つの問題がある。一つは安全、もう一つは良心や信条、ということで周知のとおりだ。つまり、もともと人を殺傷する技術だったから、危ないし暴力になるということで忌避されることがあるわけだ。

 かつて宗教上の理由から忌避した生徒が退学処分となって裁判になり、退学はゆきすぎだという判決があった。
 また信仰している宗教が非暴力主義を掲げているので武道に嫌悪感を持った生徒が、柔道なら素手だからと妥協したけど、剣道は武器を持つのでダメだといって先生と対立したことが報じられもした。

 そういう問題とともに、もともと体育で指導力不足の教師や講師のために身体生命に危険が及ぶことがあるけれど、特に柔道では危険が多く、骨折や脱臼をしたりの重症を負ったり頭など急所を打って死亡する事故が相次いでいる。
 このように危険が多く指導が難しいため事故もよく起きている柔道を、どうして必須科目の体育の授業に取り入れるのだろうか。

 しかも、色々な武道をしてきた人に言わせると、柔道は見物している分には面白いが、やるには武道のなかでもとくに危険が多く、しかも武道の中でもっとも喧嘩の役に立たないそうだ。
 そんな柔道に比べると、相撲のほうがやって安全なうえ身体を鍛えられて技術の応用では武道のなかで最も喧嘩にも役立つし、なにより楽しいという。

 あと、悪い冗談でしかない銃剣術の復活である。例の「髭の隊長」「ニヤケ顔した出世亡者の元自衛官」の自民党佐藤議員が「自衛隊では航空と陸上では必須だ」とか言い出したことも影響しているが、まだ自衛隊でやっていることが無駄だ。刃物同士の戦闘でもまるで役に立たないことは、とっくの昔に証明されている。
 もちろん日常の護身術としても役に立たず、棒を使うなら剣道やフェンシングの応用のほうが強い。

 あとはせいぜい無抵抗の人間を殺すことくらいだが、あの池田小学校の児童殺害事件の犯人の元自衛官は次々と子供を突き刺す手際が良かったので自衛隊で習った銃剣術を応用したのではないかと言われていた。しかし、その直後に語ることがタブーみたいになった。
 そのうち、殺人事件を起こした少年が逮捕され「学校の体育で習った銃剣術を応用した」と供述したとしても、これを勇気のないマスコミは追及できず、週刊誌がまたいつもの調子で「少年法が悪い」と騒ぐだけだろう。

 こうなるのも、現実を直視せず浅はかな思い付きだけで勝手なことを言う人たちがいて、それが幅を利かせている日本の社会が原因だ。




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Commented by ケーキイーター at 2017-04-02 20:45 x
 銃剣術ですか。これ、絶対、怪我人とか死者とか出そうな気がする。プンプン。(怒っているので、顔文字使おうかと思ったが、やめておいた。) 損たく武術だ。

Commented by ケーキイーター at 2017-04-02 20:47 x
 やはり、お偉いさんの自己満足のためかな。
Commented by ケーキイーター at 2017-04-02 21:03 x
 あ。この場合の「損たく」は流行語大賞になるかもしれない「忖度」とは関係なく、「損になりそうな」という意味で使ってみました。
 今年の流行語大賞を取っちゃったりして…。そうなるといいかな?
Commented by 名無し at 2017-04-03 01:43 x
井上先生の仰せの通りでございます。
ただ欲を申せば、年齢性別を問わず
外交的な人には「喧嘩芸骨法」で
内容的な人には「桂小五郎脱出術三十六計」が最適かと思われます。

安部総理が「二つの海の交わり」でインド国会で
ヒンディー語で名演説された尊敬してやまない、
スワミ=ヴィヴェカーナンダ先生と同等の指導力のあるお方とか
頼れるアニキとして最強のお友達であらせられるモディ総理の様なお方であれば
理と現状の証拠を揃えてお話しすればご理解下さるのではないでしょうか?!
Commented by 西田大作 at 2017-04-07 20:55 x
毎度 拝見 勉強させてもらっています

武道が軍国主義に再び加担しているのは明白で

描かれている事にはほぼ全てに同意なのですが

どうにも同意できない個所が…

相撲は喧嘩じゃ柔道よりも役立つとか言うのがなんとも…

一体その色んな武道を経験されたって人がどういう方なのかは敢えて問いませんが

ロシア人の柔道家やサンビストが喧嘩なんてしたら死人が出ますよ

柔道は警察の機動隊 特にSATじゃ必須の種目だしトップ選手クラスの猛者がゴロゴロいます

金メダリストの岡野功が喧嘩でヤクザや暴走族を血の海にしたのは関係者の間じゃ有名ですよ

あと
相撲が柔道よりも安全いうのもどうにも納得しかねます…

相撲部屋の可愛がりで事故という形で処理された殺人の被害者の数はそら相当な数ですよ
データーには一切出ませんがね…
どういう圧力が加わったのは知りませんが時太山の事件 相撲部屋の事故死に関する本は八百長暴露本と違って一冊も出ませんでしね

逆に柔道は柔道事故が注目されてから大分マシにはなっているようですよ
以前は近代柔道などで指導者の暴力が問題視されることなんぞは一度も無かったですが
今ではたくさんの本が出されて問題視されるようになりましたからね

柔道にしろ相撲にしろ安全性 危険性に関しては指導者が問題なのであって
その辺はフランスの柔道が死者がゼロ 後遺症の残る怪我人もゼロだということが実証しています

相撲にしろ柔道にしろ戦時中 大日本帝国は占領地の中国人や韓国 朝鮮人などのアジアの人々
現地の人たちにコンプレックス 劣等感を植え付けさせる為に武道を強制的に行わせました
そして武道家たちも喜んで軍国主義に加担しました(もちろん相撲もその武道の一つ)
Commented by 西田大作 at 2017-04-07 20:59 x
よく柔道の嘉納治五郎が中道で戦争には加担しなかったというような印象操作が行われていますが
実際には嘉納は国家主義者で戦争にも加担もしていました


かつて欧米が植民地にレスリング ボクシングを普及させておいて
現地人にコンプレックス 劣等感を植え付けさせて彼らを支配搾取するのに利用したのを

大日本帝国がサル真似したんですなぁ

銃剣道もかつての木製の丈夫な銃床が主流の時代の戦争なら役だったんでしょうが
現在の武装 主流のライフルは軽量化で丈夫ではない銃床に変わっていて

銃剣格闘が主流の格闘技なんぞ世界中見渡しても日本だけ…
時代遅れもいいところなんですが…

どっちにしろ銃剣は愚か柔道剣道などの武道を一般人に強制させる時点で軍国主義を復活させたい頭のいかれた極右が時代遅れの竹やり教育を世の中に復活させたいのは明白でしょうね
Commented by ruhiginoue at 2017-04-08 21:03
武道で身体を鍛えている人が強いのは力があるからで、どんな種目でも強い人は強いものです。
ただ、子供が喧嘩に役立てるという水準と、逆に武術の達人同士が戦った場合とでは、柔道はもっとも役に立たないということでした。
脇が甘いどころか大きく開かないと戦えないなど色々あげつらったらきりがないそうです。
また相撲で死者が出るのは稽古と競技が危険なのではなくリンチも同然なシゴキなどがある封建的な相撲界の野蛮が原因でしょう。
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by ruhiginoue | 2017-04-02 19:48 | 体操 | Comments(7)